『わたしたちの怪獣』【読書感想文】と馬券 | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

 TODAY'S
 
馬券買ったことある?

 

 

あります。

 

 

ありがとう、

ツインターボ!

 

 

でもライスシャワーが亡くなってからは、

哀しくて買えない。

みんな無事にレース終えてな。

怪我せんとってな。

そんな思い。

 

 

 

ハードSFというより、

ファンタジーSF寄りなのかな。

面白かったです!

 

『わたしたちの怪獣』

上矢印

読みました。

 

 

 

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B0C1JCKQ7X

 

 

怪獣が町に突如現れ、

人を蹂躙していく。

でも私は怪獣のいるところに向かう。

何故なら「これ」を処理しなくちゃいけないから。

『わたしたちの怪獣』

 

過去に戻って災禍から人を助けるのが

時間旅行者の仕事。

だが、

起こるはずだった災禍をネットにアップするものがいて。

『ぴぴぴ、ぴっぴぴ』

 

両親を亡くし親戚の家で暮らす主人公。

彼女の願いは吸血鬼になることだった。

切なくて美しく、

ほんのりと悲しみと幸福が寄り添う

『夜の安らぎ』

 

小さな町の映画館。

たまたま飛び込んだら「アタック・ザ・キラー・トマト」を上映するんだって。

映画ファンが集うこの映画館の外では、

ゾンビが人々を襲ってた。

ギャー!

『「アタック・ザ・キラー・トマト」を観ながら』

 

 

 

「怪獣」

このワードだけで読み始めた。

結果、

B級感あふれるコメディ作品かと思ってたら、

とんでもない。

リリカルで文学的で繊細な良品でした。

 

 

生きづらさを抱えている人たちが主人公。

 

 

貧困と虐待と

孤独と、

無関心。

いわれなきいじめらなんやらかんやら。

 

 

非日常の中で、

彼ら彼女らがどうやって生きるすべを手に入れるのか。

 

 

マダムのお気に入りは

『夜の安らぎ』。

ある種気恥しいような作品ながら、この美しい結末はどうよ?

 

 

出来うることならば、

主人公の居場所をほんのわずかでも作ってくれたすみれちゃんが、

しあわせになりますように。

 

 

『アタック~』は、

ポンカスZ級映画を観ながら、

何故か団結していく観客の皆さんと、

登場人物の映画談議が面白い。

 

 

そして、ストーリー展開も結末も面白い。

 

 

あとがきの、

マーベルっぽいのもすんごく好き。

期待していいんですね?

 

 

SFだ!と構えず。

文体もとても読みやすいです。

 

いろいろ心を痛めることが多くて、

わしも吸血鬼になりてーわと、

ちょっと思った…。

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