『呪殺島の殺人』【読書感想】と素敵な植物 | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

 TODAY'S
 
最近素敵だなと思った植物の写真見せて!

 

 

花の名前がわからない。

こんなに生きてるのに、

花の名前がわからない。

 

 

桜はわかる。

 

 

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本日ご紹介するのは

横溝御大の系譜。

遺産相続にまつわる殺人ですぞ!

 

『呪殺島の殺人』

上矢印

読みました。

 

 

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4101801924

 

 

昔々。

人を呪って生業を立てている一族がおりました。

 

その呪いは

悪意だけではなく

人を生かすものも数多くあったのですが

一族の者たちは

呪いをかけたせいで子々孫々、

短命の運命を背負わされていたのです。

 

一族じゃない人々は

巻き込まれるのを恐れ

一族をいくつかの孤島に移動させました。

 

そんな孤島に住んでいたミステリ作家が何者かにKILLされるという事件勃発。

 

おりしも遺産相続のことで

関係者が島に集結中。

しかも嵐が停滞中。

 

嵐の孤島で起きた殺人事件。

来たがな。

でも被疑者の僕は、

記憶をすっからかんと失ってたー。

 

え?

ワイが殺しましたんでしょうか驚き!?

 

 

 

 

あ、なんか不自然。

そこです!

そこがキーポイントやでぇ、です。

 

 

僕視点で話が進みます。

記憶が無いまっさら状態なので

みんなと同じ情報量しか得られない。

 

 

とりま、

僕はKILLされたミステリ作家の肉親で、

一族最後に残された人間で、

莫大な遺産を受け継ぐもの…

らしいってことはわかった。

 

 

次から次へと起きる殺人。

犯人は誰なのか?

 

 

横溝御大の流れを受け継ぎながら

文章が非常にライト。

ライトというかイマドキ。

 

 

なので、

この「僕」の物言いについていけない方はリタイヤされても仕方ないっぺ。

 

 

非常に王道。

王道すぎて

犯人が結構早い時点でわかっちゃう可能性あり。

 

 

ネタ明かしはどろどろりんだし、

ラストの「ええ?」な決着のつけ方、

マダムは好きです。

 

 

もう少し呪いを前面に押し出して

ホラータッチにしても良いのかも。

あ、そうすると読む人が限定されちゃうんか。

 

 

ほんと、

無茶苦茶ライトなので

ミステリ初心者の方にお勧め。

 

 

そんなことより、

装丁の女の子、

帯の位置が上すぎん?

などというしょうもない部分に引っかかってしもたがな。

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