『そして誰もゆとらなくなった』【読書感想】#読書の秋2022 | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

読書の秋2022

 

お待たせいたしました。

ただただ、楽しく読書する体験を得たいあなたに。

 

 

超絶おススメ『ゆとり』シリーズ第三弾。

 

 

 

前に出た二冊がどれほど楽しかったかと言うと。

 

 

就活で東京までわざわざ行ったのに、

(当時息子は京都に住んでましたぇ)

どうも結果が芳しくなさそうで、

「大学の名前だけでESは受かるけど面接で落ちるコミュ障えーん

と、凹んでいた帰り道。

 

 

東京から京都まで帰る新幹線の中で、

『時をかけるゆとり』を読み、

落ち込んだ気分もどこへやら。

こみ上げる笑い声を抑えるのに難儀した…と言うくらいオモチロキ書籍。


 

そして今現在、

Z世代が世を席巻するこの時代に、

新たなゆとりが出た!

 

 

『そして誰もゆとらなくなった』

上矢印

読みました。

 

 

 

 

 

直木賞作家、朝井リョウは、

お腹よわよわ星人である。

 

襲い来る悪魔のささやき、

否、もはや呪いの文言。

「ねぇねぇ、そろそろトイレ行きたくない?

トイレ行きたくなぁれニコニコ

 

それは世界のどこにいても、

襲い掛かって来る魔の時間。

 

そんな呪いを受けながらも、

ダンスに勤しんだり、

旅行に勤しんだり、

人をびっくりさせることに勤しんだり、

スイーツに勤しんだり、

トイレに勤しんだり。

 

トイレに勤しんだり。

 

トイレに勤しんだり。

そういうエッセイ。

 

 

 

 

あの絶賛問題作『生欲』を書いた人と同一人物とは思えない、

爆笑エッセイ。

ずっと笑いっぱなし。

 

 

かつて我もOPPの一族であった。

しかし加齢と、

使用してる薬のせいで、

今やOPPとBPの間を行ったり来たりの、

蝙蝠人間。

 

 

でも、

出先でまずトイレをさがす、朝井リョウ君の気持ちはわかるの。

 

 

マチュピチュに行ったり、

ロスに行ったり、

ディズニーランドでダンスを披露したり、

ものすごくアクティヴに聞こえるのに、

なぜそうなるガーンはてなマーク

 

 

「わたくし、

おシモの話は、

駄目ですの、

家訓でダメだと言われておりますの」

 

 

そういう方。

 

 

「わたくし、

おシモの話は、

駄目ですの。

そんな他人様の下半身事情(言い方)、

読みたくなくってよ」

 

 

と言う方は、

 

読まない方がいいかな、

 

うん。

 

 

はらぎゅる、

一流寿司店、

ズシャァァァァ!

腹の子をあやす、

トイレのつまり、

ゴボウ、

ピンときたワードがあれば、

ぜひとも。

 

 

たかだか読書感想ブログでこの熱量。

マダムの思い入れ、すげぇ。

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