新感染半島 ファイナル・ステージ(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

  あらすじ

 

 

長文注意報。

 

 

 

韓国全土で発生した感染症は、人を飢えたゾンビに変えてしまう。

 

 

軍人のジョンソクは、姉と甥、姉の夫チョルミンとともに車で逃げていた。

幼子を連れた家族が助けを求めて来てもガン無視。

「子供だけでも」と必死に訴える母親の願いもガン無視。

 

 

なんとか韓国を脱出する船に乗り込みホッとしたのもつかの間。

船室で感染者が発生し姉と甥っ子は、その犠牲となる。

 

 

 

4年後。

生き延びたジョンソクとチョルミンは香港で差別と偏見を浴びせられる貧しい暮らしをしていた。

ジョンソクはいまだに姉も甥っ子も助けられなかったことを後悔して生きている。

そんな彼らに裏社会から「稼げる仕事」が舞い込んできた。

「韓国に残してきた2千万ドルを、持ち帰ってほしい」

 

 

まだゾンビがうようよしてる祖国に行くなんて、そんな命がけ仕事……。

ジョンソクは躊躇うがチョルミンは乗り気。

カネホチイ!

 

 

結局彼らは他のメンツとチームを組んで韓国に降り立った。

下っ端から衛星電話を渡され、首尾よく現金を積んだトラックで港に来たら任務完了。

あとは香港まで帰るだけ。

 

 

 

 

感染者は、

・光と音に引き付けられる

・感染者はダッシュ系

・嚙まれたらそこで試合終了ですよ

 

 

夜、上陸したジョンソクたち。

暗視カメラで周囲を見渡したらガラスの向こうで感染者がうじょうじょ。

ヒィィガーン

 

 

言われてた現金を積んだトラックを発見。

これを港に持って行きゃ大金をいただけるってわけで、楽勝やん?

トラックの運転台で亡くなってる運転手をどけて運転席に座ろうとしたら、ゾンビさんやった。

突然ガウガウされて驚いた拍子にクラクションを鳴らしてしまったから、あちこちから感染者がダッシュで押し寄せきた。

 

 

仲間が何人も犠牲になる中、チョルミンはトラックの荷台に隠れる。

銃撃して応戦していたものの弾切れしたジョンソクは、突如車で現れた謎の少女に助けられる。

 

 

超絶運転テクニックでゾンビをはねていく様ったら。

 

 

ジョンソクは彼女たちが隠れているところに連れていかれた。

少女の名は姉がジュニ、妹がユジン

キムと名乗るおっちゃんは、無線機でアメリカ兵に救援を求め続けている。

そして娘たちの母親ミンジョン

ホンマの家族かどうかは怪しいけど、

家族的な繋がりは確かに、ある。

 

 

 

 

なんとミンジョンはかつて自分たちが逃げるときに見捨てたあの母親だった。

 

 

ミンジョンは自分たちのほかに軍の部隊もまだここで生きているという。

 

 

631部隊というその部隊はもはや無法者たちの巣窟。

ボスはファン軍曹

トラックの荷台に隠れていたチョルミンは彼らにつかまり、

ゾンビから逃げまショーの生贄として生かされるのだった。

 

 

ジョンソクは、

「トラックに衛星電話があるはず。

衛星電話でマフィアに連絡すれば、大金を積んだトラックごと船に乗せてもらえて脱出できる」

と言う。

そのためには631部隊の基地に侵入せねばならぬ。

 

 

ミンジョンは、ジュニとユジン、キムを自分たちの車に残しジョンソクと二人で基地に突入することに。

 

 

基地内ではゾンビショーの真っただ中。

そこで義兄のチョルミンが生きていたことを知るジョンソク。

彼を助けようとするが、激しい銃撃戦に巻き込まれた義兄はジョンソクをかばって撃たれて死んでしまう。

 

 

またもや助けられなかったとショックを受けるジョンソク。

しかし感傷に耽っている暇はない。

逃げるのだ、

この韓国から。

 

 

トラックを奪われ基地を荒らされたファン軍曹は怒り心頭。

ジョンソクたちのトラックを追いかける。

ジュニたちの乗った車が援護に駆け付け、カーチェイスがヒャッハーとはじまるよ。

 

 

照明弾ドーン星

ライトピカーキラキラ

ゾンビヒキコロス(すでに死んでるけど)ドクロ

ドーン、ドカーン!!

逃がさんけんのぅムカムカ

捕まえてごらんなさーいランニング

↑語彙力よ……えーん

 
 
 
 

母娘のナイスタッグでファン軍曹を退けた(ファンさんゾンビに食われはった)ものの、

生き残ってた軍人に、あともう少しで船なのに、ってとこでトラックを奪われちゃった。

しかも、キムは撃たれて、もう危なそう。

母も足を撃たれてる。

 

 

逃げる道、もはや、無し。

 

 

トラックを奪い船に逃げたやつは、

マフィアの手下にKILLされちゃった。

そらせやろ?

あいつらが「ようやった、お礼アゲルネ」言うかいや。

でも死ぬる寸前にトラックを動かし、船の扉が閉まりきらないようにしてくれちゃったので、

船の中にゾンビが押し寄せてきてマフィアの下っ端全滅エンドでござる。

フハハハハハニヤリ

 

 

その時!

生き残ったジョンソクたちの耳がヘリの音をとらえた。

ジュニはヘリに合図をする。

その音と光に誘われ押し寄せるゾンビ。

 

 

 

 

ヘリにたどり着いたジュニたち3人。

米兵の名前を知り驚くジュニ。

キムがずっと壊れた無線で交信していた相手の名前だったから。

本当に来てくれた、

というより、

ボケたキムの妄想やと思ってたのに、

ほんとに、つながりがあったんやびっくり

 

 

しかし足を怪我した母はヘリにたどり着けない。

母は廃トラックに立てこもり、

娘たちを逃がすためクラクションを鳴らし続ける。

 

 

「お母さんと一緒に逃げたい」

号泣する姉妹に、

ジョンソクはミンジョンを助けるため走り出す。

もう誰も助けられないなんて、いややねーーーん。

 

 

撃って撃って撃ちまくれ。

ミンジョンも死んだらあかんと思い直し、

ジョンソクとともにヘリに向かう。

 

 

ヘリは韓国から飛び立つ。

目前にあるのは、

荒廃した祖国。

 

 

それでも、

祖国を捨ててでも、

生きていく。

これからも。

 

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

  感想

 

 

前作の『新感染 ファイナル・エクスプレス』

下差し

上差し

こちらが、家族や姉妹や恋人たちの「情」を描くゾンビ映画だったのに対し、

今回はヒャッハーなアクション。

マッドマックスを見て「最高よねー」言うてた人は観れ。

ファン軍曹のイカレっぷりはなかなかやで。

 

 

その分、情に訴えるところが少ないです。

人と人との繋がりも、前作ほど無いです。

それでもキムさんがジュニたちに見守られながら亡くなるシーンではほろっと来てしまいました。

 

 

画面がかなり暗いので、

少し明るめにしてみるとよろしいかと。

 

 

ゾンビは前作にマシマシでダッシュしてきやがるですぅ。

そんなダッシュゾンビの檻に入れられて、

生きるか死ぬかのゲームをさせられる義兄。

思えばなんと不憫な人生だったことよ。

 

 

 

 

感染者から逃れ船に乗り込んだ難民を、

受け入れてくれたのは香港。

ジャパニーズは「ええよ」言うてたのに掌返しをしたっぽいが、

そんなもん入れられるけぇ!

こちとら島国じゃけぇのぅ。

 

 

ジュニちゃんがクールでかわいかったし、妹のユジンもかわいかった。

ユジンのラジコン操縦も見せ場。

 

 

ジョンソクのレオン感!(バイオの)

 

 

 

 

とんとん拍子に話が進んでいくのでサクッと観やすいです。

マダムは前作のほうが好みだけど、

こちらもも感染者のワラワラ感は良かった!

 

 

一応予告を。

苦手な方は注意の方向で。


 

 

 

こんな感染者がうじょうじょおって、韓国内だけにとどめてるって、

ある意味すごくね?

レイジウィルスなんて、

あっという間にイギリスから海超えてヨーロッパにも広がったのに。

(あのガキどもがよぅ)

やっぱ、光と音の方向に「ワーイ」って行くからコツさえ覚えたら、扱いやすいのかしらん。

 

 

ガーっと来てワーッときて、

始まって15分で人が死ぬ映画。

つまり、

オモロー!

 

 

この映画のテーマは。

贖罪からの前向きな一歩。

クソは時と場を選ばずクソ。

上矢印

これ!

 

 

第三弾は、

ゾンビと化したマ・ドンソクがなぜか知恵と正義感を身に付け、

たまたま生き残ってた家族を守って、

ゾンビVSゾンビになる話がいいです。

ねーわ!!ムキー

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