『スモールワールズ』【読書感想】&かき氷&オリンピック | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

《かき氷、何味食べる?》

 

 

宇治金時か練乳小豆。

かき氷、

敢えて食べたいとは思わないかな。

 

 

夏の京都や奈良に行けば食べたくなるのでしょうが、暑くて行く勇気がない。

 

 

太陽太陽太陽太陽太陽太陽太陽太陽太陽太陽

 

 

 

そんなことより、

いつの間にオリンピック開催してはったん?←情弱

 

 

どんだけ浮世に興味ないねん。

隠遁生活かガーン

仙人か滝汗

 

 

皆様のブログで開会式を知ったというね。

トホホ。

 

 

映画と本で忙殺中、

ってことにしといて。

 

 

 

タラー滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗タラー

 

 

 

『スモールワールズ』

上矢印

読みました。

 

 

 

 

 

●ネオンテトラ

●魔王の帰還

●ピクニック

●花うた

●愛を適量

●式日

 

の短編集。

 

 

不妊に悩む主人公が出会ったのは虐待を受けている中学生。

リアル進撃の巨人の姉に振り回される弟。

一卵性母娘と言われる二人に起きた事件。

兄を殺した犯人と文通を続ける女性。

再会したら娘が男になっていた。

後輩の父親の葬儀に参加する先輩。

 

 

 

 

直木賞候補に選ばれて、

落選はしたものの「本屋大賞」では、ええとこ行くんちゃうかな?

 

 

「ピクニック」のイヤン感!

あ…ああ…そういう…ああ…ひょえー。

どこの家にも怖いものはいる、日常版。

背筋がうすら寒くなる真相がナイスですよ。

 

 

「ネオンテトラ」で、策略を駆使し、

悪女になった主人公、

「式日」であの子にそう思われてたんか、が発覚して物悲しくなりますえーん

 

 

一穂ミチさんはBL出身なので、

「式日」にその仄かな香りがブルーハーツ

 

 

和製アルジャーノンのような「花うた」

お姉ちゃんの豪快キャラに脱帽する「魔王の帰還」も良かったです。

舞台は大和郡山かしらん。

 

 

ものすごく読みやすいので、

超おすすめ。

 

 

中高生になら、

『きょうの日はさようなら』

もいいかも。

 

 

 

 

 

 

人間は怖い。

人間は優しい。

人間は悲しい。

だから人間が愛おしい。

世界は小さくて、

濃密。

そういう作品。

 

 

いろんな人生経験を積んでる方には、ずしーんと。

積んでない方にもそれなりに。

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