コンジアム(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

オカルトスポットで配信してた若人たちが、みんなやられる。

コンジアム(廃病院)のそばに普通にビニールハウスや民家がある、ある意味佐伯家と近いものを感じてしまいました。

ちょっと怖い系の写真を貼っておくので注意ぽん!

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

呪われた精神病院の廃虚コンジアム。

興味本位で行ったものどもが行方不明になったり精神を病んだりしてるという噂もある…らしいよ。

特に「402号室」はダメ!ゼッタイ!な場所なんですって。

 

 

YouTubeで「ホラータイムス」を配信している3人は、一般人から仲間を募り、噂のコンジアムで生配信をするつもり。

患者をKILLしたり、KILLした理事長が自殺したり…と曰くつき物件。

 

 

コンジアムにたどり着いた男女7人コンジアム物語。

 

もとからのメムバァは隊長で司令塔のハジュンとレポーターのスンウク、撮影担当のソンフン

そこに募集で参加してきた、サブカメラのジヒョン、帰国子女のシャーロット、看護大学生のアヨン、YouTuberのジェユンの7人で、最新カメラを備えつつ中を探ろうという企画。

 

 

 

 

コンジアム病院の裏山に本拠地のテントを仮設。

隊長はここから指示を出し、みんなはコンジアムの中へと参ります。

 

 

途中でデカパンを拾って目印がわりに木の枝に結び付けたりと、みんなけっこう余裕ですね。

 

 

病院の中に入り何組かに分かれて捜索。

古い写真やカルテが残っていますが、院長の写真はなんだか不気味ガーン

 

 

 

 

降霊術の儀式をしていたらいきなりろうそくが消え、天井に張り巡らせていた鈴がシャンシャンリンリンとなり始めました。

ギャーーーガーン暗い怖いギャー―!ガーンみんなパニックです。

でも本当は、

ハジュンとスンウクとソンフンはグルで、やらせを仕掛けてはったん。

 

 

 

 

テントで指示を出していたハジュンですが、いきなりガスコンロの火が点いたり停電が起きたり。

「配信できひんやんけーゲロー」違う意味でこわがってはる。

 

 

配信のアクセス数が驚異的に伸び始め、ますますノリ始める3人ですが、彼らがやらせとして行っていない想定外の事態がどんどん生じてきます。

 

 

 

 

ロッカーの中に手を入れたら誰かに引っ張られたり、引っかかれたり。

誰も入っていないのに?

シャーロットのスカーフが舞い上がります。風もないのに?

最初に入った時に壁に書かれていた「生きよう」と言う文字が「死のう」になっていることに気づいたシャーロットはパニック。

ジヒョンとシャーロットは出ていってしまいました。

 

 

本当に怪異が起きている事を知ってしまったスンウクとソンフンも、もう帰りたいえーん

ハジュンが「今辞めたら金が入ってこぉへんやんけ」とわめくのでお金のために仕方なく調査を続行しますが、ポルターガイストに襲われて失神ショックうずまき

 

 

逃げ出したシャーロットとジヒョン。歩けど歩けどテントに着きません。

もう神経が持たないシャーロット。ジヒョンが急に立ち止まりしゃべらなくなりました。

「ジヒョン~~~どした~?」

するとジヒョンが真っ黒おめめになって囀りだすじゃない。

シャーロットは、なぜか病院の中に。

裸の腹部を切り裂かれた男や黒目ジヒョンに襲われて、悲鳴を上げながら何者かに引きずられていきました。あの世行き?

 

 

 

 

冷静に事を処理していたアヨンとジュユンは402号室を開けようとしています。

そこに意識を取り戻したソンフンが駆けつけ「これマジやばい怪異、呪われる恐怖、逃げるが勝ち俺たち」と二人を説得しますがハジュンが「もうちょっとで100万ビューなのに続けろや、ヴォケぇムキー」とがなり立てるじゃない。

ドアの向こうからシャーロットの悲鳴、その悲鳴が遠くなり、ドアがすっと開いていきます。

 

 

中に入るメンバー。

 

 

部屋の中は異空間。

カメラで見たら女の子の姿が見えたり、大勢の亡者がいたり、もうあかんさようならフラグ…からの全滅~。

 

 

ハジュンは「もうええわ!自分で撮るわ」とカメラとドローンを持ってテントを飛び出します。

ドローンが部屋の中にいる「なにか」を映し出しましたが、そんなことはどうでもええから、絶対配信中止にはしない。

みんなどこ行ったんや?

とか言うてたらスムーズに402号室にたどり着いちゃった。

ライトが部屋を照らしています。

でも誰もいませんし、異空間でもありません。

 

 

ですが背後に何かが近づいてくる気配があります。

カメラ越しに見ると、目がイっちゃった口から血を流した女が接近中。

彼女に捕まれ宙づりになったハジュンは足をバタバタしていましたがそれも止まり…。

 

 

意識を失って今まで生き延びていた残りひとりも結局恐怖に捕まったまま仲間のもとへ。

 

 

そのころテント内にあるハジュンのPCには視聴者の「なんも写らへんがな」「やらせやから逃げよったん?」などのコメが入っており、カウンターは500かそこらで止まったままでした。

 

 

そう、彼らの恐怖映像は配信なんてされてなかったのです。

ずっと「幽霊さんたち」の掌で踊らされていただけ。

彼ら彼女らは、怨霊さんの仲間になってしまったのでしょうか。

コンジアムは今も新たな獲物を待っているのかもしれません。

おしまい。

 

 

 

 

!ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ!

 

 

 

 

 

韓国で大ヒットしたらしい。

観たくてたまらんかったので、ようやく見ることが出来て嬉しい!ラブ

 

 

最初の若者たちのぱっぱらぱーっぷりがタルい。キャッキャワイワイ言うてるお前らの姿なんか見たくねーわ、早く怖がれ。

 

 

 

 

堂々と入口から「たのもう!」と入っていくと警ら中のおまわりちゃんに見つかるかもなので裏山から入ります。

フハハハ、韓国アカン警察に何が出来ようか(個人の見解です)

 

 

先に入って下準備をしていた先発隊は、この時点では特に何も襲われておりません。

おばけちゃんたちも様子見?

目新しいのはカメラアングルで、きっとこの映画に出る前に「鼻毛処理はしておくように」と言う指令が飛んだんやろうなぁという位置。

 

 

 

 

最初のうちはやらせの発覚もあり、ハイハイ~~と観ておったのです。

ところが、やらせじゃないやらせじゃないほんとのことさ…と分かってからのメンバーたちのコワレ具合。

一番強気で見栄えを気にしていたであろうシャーロットの狂乱っぷりは特筆ものですが、なんといっても、

恐怖のどん底にいるのに出てくる言葉は怒りに満ちたけんか腰口調。

いついかなる時でもまず感情の発露は怒りから。

 

 

シャーロットたちが出ていってからいよいよ佳境。

一番「そんな不埒なことをしたら霊が怒りはる!」言うてたシャーロットが悲惨な目に。

あっさり黒目に乗っ取られた方がいいやんと思うねん。

 

 

 

 

残されたメンツも、何なん?何なんよ!な怖い目に合うし。

やっぱりここでも先に黒目に憑りつかれて、スン…ってなった方がまし。

その怖さはJホラーの怖さに近いかとおもいます。

たまに部屋がどんがら崩れるデーハー事態になっても誰も串刺しにならぬ

 

 

満を持して(ブチ切れたともいう)コンジアムに乗り込んでいった麒麟の川島にちょっと似たハジュンも、きっちり怖い目に(えぐい目に)あいますよね。

 

 

 

 

でもこの映画、怖いのは、メンバーがおばけに襲われるところだけじゃなく。

誰も配信なんか観てなかった。

え?いつから?いつから止まってたん?

最初っから?あのテントで不可解なことが起きてから…ではなく、もうほんと最初の最初っから?

 

 

配信画面のわきにある画像が立ち上がる映像にビクッ!

 

 

意外と怖い(好きな怖さ)でした。韓国版のグレイヴ・エンカウンターズだけど、グレイヴより面白かったですよ。

 

 

韓国人はすぐ怒る。

韓国人は辛いラーメンが好き。

最初に出てきた高校生は売れないお笑い芸人みたいやった。

カメラの位置が斬新で良かった。

「ちょっと待って、一人二人…あれ?これ…誰が撮ってるん?」

CNNが選んだ世界7大心霊スポットである実際の廃病院病院で撮影した。

なにが因縁の根源なのかわかりそうでわかりにくい部分が善き!

 

 

 

 

新年から観る映画かい!

つまらぬテレビ番組見てるよりは有意義でしたぞ。

 

 

ねぇ、ジヒョンが黒幕ってホントなのアセアセ?

 

 

この映画のテーマは!

前半にトイレ等々を準備しておけ。

後半は気を抜かず観よ!

鼻毛の手入れはぬかるな!

上矢印

これ。

 

 

出来ればPCの小さい画面ではなく、大きな画面で観ることをお勧めいたします。

もう一回きちんと静止画像にして見直したい部分が多いぽんよ!ポチ!

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