『楽園とは探偵の不在なり』とトウキョウシチー | 映画でもどうどす?

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映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

《東京駅、行ったことある?》

 

 

ある。

何度か。

 

 

それより息子が就活で何度も東京駅行っとった。

トウキョウシチーに住んでる人は就活有利やわ~。

うらやましいわ~~えーん

 

 

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雪が少し残ってた。

 

 

ふんわりウイングふんわりウイングふんわりウイングふんわりウイングふんわりウイングふんわりウイングふんわりウイングふんわりウイングふんわりウイングふんわりウイングふんわりウイングふんわりウイングふんわりウイング

 

 

 

上矢印

読みました。

 

 

二人以上KILLしたら天使に地獄に連れていかれる世界。

天使に心を奪われている富豪が、

天使の楽園にしたかった(ある意味パラダイス)孤島に友人知人を呼ぶ。

その中には探偵の青岸焦(あおぎし・こがれ)も含まれていた。

孤島で起きる殺人事件。

連続殺人なんかしたら地獄送りになるはずなのに、

次々と人が死んでいく。

 

 

誰が、なぜ、どうやって、この殺人を犯しているのか?

 

 

????????????

 

 

 

トリックとしては、そこまで…なんですが、

最近流行の「独自の縛りのある世界の中で起きる殺人事件」もの。

 

 

ラノベ出身の斜線堂さんらしくポカも多いなりに文章がとにかくライトなのでどなたにも気軽に読めますかと。

 

 

最初の天使による地獄送りのシーンなんか映画好きの斜線堂さんらしい表現。

そ・し・て。

二人殺したらアウトなら…。

 

 

そっちか、人間の本質はそっちか。

 

 

善意から起こしてしまった過失でも罪としてカウントされるのに、

明確な悪意があっても手を下さなければ天使は見逃してしまう。

この理不尽ガーン

 

 

何より天使の造形が、

ネロを天国から迎えに来た、かいらしい天使ちゃんと違って、

不気味ガーンなのに神々しいキラキラっていうね。

 

 

 

青岸焦の過去が「探偵とは…」に結びついていく。

これはもう、

焦の過去話をきっちり読みたい!

 

 

登場人物の名前の奇天烈さに拒否反応起こさないならどうぞ。

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