戦争論 | マコチンのブログ

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金太郎を連れてキャンプへ行っていたので
そのブログを書きたいところですが、
ちょっと今は時間がないので時事ネタで。


終戦記念日もあったということで、
自分なりの戦争論を書いておこうかと。


戦争で家族が殺されたこともなければ恐怖を体験したこともないし、
「敵」を殺そうとしたことも、殺意を持って追い込んだ経験もないわけで、
せいぜい人から聞いた話や映画や想像のレベルでしか知りません。



だから「戦争とは何か」を語る自由を与えられても、
その資格はないと思ってるので、そもそも語る気になりません。


というわけで難しいことは知りませんが、
それにしても、総理大臣や大統領ってのは
本当に大変なお仕事だなと、これは心から思います。

特に今はネット社会なので、昔以上に「何をやってもボロクソ言われる」時代です。

論理的で見事な賛同意見もあれば、あるいは批判意見もある一方で、
個人の感情が最優先にされた中身の希薄な賞賛や批判も蔓延ってるわけです。
そして、上述の青文字と同じ立場の人が大半なんだろうなと勝手に予想します。


一番良く目にするのが「戦争法案反対」です。
ようは「戦争をする国にさせない」というものです。
これ、凄く良い主張だと思うんですけど、
興味深いのが、その逆サイドの人たち。
つまり、安倍政権に反対してない人たちの意見です。

「戦争をさせない」が100%的を得た上で論理的に出された正しい主張ならば、
その逆サイドは「日本も戦争をしましょうよ」のはずです。
これでディベートが成立します。
しかしながら、逆サイドの人たちからその声は全く出ていません。
つまり、考えてる内容そのものにズレが生じてると予想されます。

戦争したいですか?命を懸けて殺し合いしてくれますか?
という質問ならば、限りなく100%に近い人がNoだと思うんですが、
安倍政権はそうじゃないですよね。
ということは、「もっと違うことを見て賛成してる支持者たちがいる」ということで、
まずはその人たちの意見を全員が理解することが大事なんじゃないかと。

賛同するかどうかはその後に個人で結論を出せば良いわけで、
そこに少しでも興味を持つことって凄く大事なんじゃないかなって思います。

だって、そもそも論ですけど、
世界中で殺し合いを心から楽しんでる人なんて極めて稀なはずなのに、
世界中から戦争がなくならないってことは、
言うまでもなくそこに複雑な「理由」があるからでしょ。
その「理由」をこの世から消し去ることが一番の理想なのであって、
目に見える悲劇や武器に反対してても解決への近道にはなりません。持論ですが。

武器がこの世になくったって、そしたら落ちてる岩で殺し合いしちゃうんだから。



とかなんとか考えてると、こうしてうまく主張できないから書くの嫌なんです。笑



せっかくの自己主張なので、
僕の嫌いな政治家の典型的な例を1つ挙げておきますが、
与党やライバルのことをとりあえず批判し、
誰も否定できないスーパー正論だけで武装し、
結局自分の能力は何1つPRできてない、政治家とは思えない浅すぎる連中です。


そんな浅い政治家もどき(と言いたい人たち)の定型文がこちら

○○総理の言動/行動は許せません!××で苦しむのは国民です!


なんでもかんでもこれに当てはめて連呼するだけ。


もうちょっとライバルの立場をリアルに考えて、
ハイクオリティーな反対意見を言ってくれたら興味深いんですが、
残念ながらこうした「政治家もどき」はもの凄い増殖率ですね。




だから、「戦争」に賛成とか反対とか以前に、
政治的な議論を論理的に交わすという役者とステージが整ってない気がします。


それが見ていて一番イライラします。