こんばんは
宮城県の海沿いに出かけてきました。
私は、東日本大震災の時は、宮城県の山沿いで被災しました。私は、地震の被災者ではありますが、津波の被災者ではありません。
津波の被災者に対して申し訳ない。
そのような感情がいつもどこかにあり、津波被害を受けた地域へ足がなかなか向きませんでした。震災遺構も見る気持ちになかなかなれませんでした。津波被災地にボランティアに行くなどのアクションも起こさず、自分の生活だけに集中してしまった10年余りでした。
先月末に、映画「天間荘の三姉妹」を観てきました。
津波で亡くなった方々、被災した方々を、優しくファンタジーに包んで表現してくれた映画でした。映画を観て、涙が溢れてきました。(上記の2つのブログ記事にも私の心境を書きました。)
映画を鑑賞する前から、実は、宮城県の海沿いに遊びに行く計画を立てていました。
鑑賞して数日経ってから、
そろそろ、震災遺構を直視する時が来たんじゃないか、と自分の中で思いました。
宮城県、岩手県、福島県の海沿いは、ほぼ全部津波被害を受けたので、震災遺構はたくさんあります。被害を伝え続けている施設もたくさんあります。全部は、行けないので、今回は、南三陸町と気仙沼市に行くことにしました。
(石巻市の大川小学校や門脇小学校などは、まだ行く覚悟が持てないでいますが、近いうちに必ず訪れたい場所です。)
写真を載せていきます。
【宮城県 南三陸町】
南三陸さんさん商店街
モアイ像
南三陸町防災庁舎
↑この防災庁舎の建物の2メートル上まで津波が来たそうです。
南三陸町震災復興祈念公園
海が見えます。
海に向かって手を合わせました。
「南三陸町東日本大震災伝承館 南三陸311メモリアル」建築 隈研吾
※詳しくは、こちらをご覧ください↓
海鮮丼をいただきました
たくさんの人が来ていました。
モアイ像とオクトパスくん
11月5日は、国際津波デーです。
この日は、11月6日。早朝に防災訓練が行われたようでした。
あの防災庁舎を直に見ました。たくさんの人が住んでいたところが公園に変わっていました。
行って良かったと思います。
次は、気仙沼市に向かいました。
続く。