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第50回BMWベルリンマラソン【分析】

第50回BMWベルリンマラソン、分析です。


自分にとって全く納得のいかない結果ですが、事実を受け止め、次に繋げて行きたいと思います。


〈走行履歴〉


先ずは大会公式。




自分では、前半頑張って6'00"/km前後で走っていたつもりだったけれども、トイレ休憩やエイド休憩を含めると、そこまで速くない。


次に、ファーウェイの記録。


何故かファーウェイだとサブ5.5達成出来ている。





これだと、前半頑張って走っているのが分かる。


サブ4.5のペーサーより前を走っていたし、いけるんじゃないかと思ってたのですがね、18km以降で呼吸で崩れサブ4.5断念。ハーフまでは歩いて呼吸を立て直し、後半は潔く7'00"/kmで走ろうとか思っておりました。



しかし続いて寒さや気持ち悪さが出てきて、7'00"/kmすら困難になってくる。


これはサブ5もヤバい。ひーんと思いながら走っていた28km地点。



私の因縁のモルテンエリア。去年同様、在庫切れでジェルを受け取れず。(歩いているから写真撮る余裕あり)


やっぱりかと思っていたら、後ろからサブ5ペーサーに抜かれた。


えーーと思い、1km程追走して追いかけるが、途中脱落。


あーこれは去年と同じパターンだ。というか、過呼吸起こすとか、去年より状況は酷い。


残りの時間を計算し、35kmを15時15分で入れば、残り8km1時間半は歩いても完走できる。完走は大丈夫。


これで大分気楽になりました。


ペースは見ると余りの遅さに神経質になったり憂鬱なるので、今回殆ど見ておりません。12時までに10km、13時までに20kmと時計欄だけ見て走っておりました。


でも何故か8'30"/kmのLSDより、12'00"/kmのウォークの方がシンドかったですね。走り止めて歩き出した途端、ゼーハーゼーハー。自分で書くのも嫌なほど、うっとおしかったです。


歩いていると寒さが増すのも、不快ポイントでした。


今回長袖を着ていて、前半は腕まくりしながら走っていたのに、後半は寒くて寒くて震えながら走っておりました。


手袋で保温し、給水では温かい紅茶のみ摂取して、暖をとっていたのですが、38kmのポツダマープラッツで限界。


レジェンドジャケットを羽織り、身体を温めたら、悪寒が抜けて走れるように。


以下、ゴールまで5km、LSDペースながら、ほぼノンストップで走る事が出来ました。


体温調節でこれだけ走りが変わるなら、はやく着れば良かったと思いました。


ゼッケン隠すと写真認識してくれないからという理由で、着るのを躊躇していたのです。結果前を開けてゼッケン見せながら走るという形で完走しました。


本当に手痛いレースとなりました。



〈補給〉


前回の教訓を踏まえ、固形物は一切食べない作戦で。


前日に存分に炭水化物をとり、モルテン飲んでカロリー補充。


しかし水分取りすぎでお腹チャプチャプ、18km地点でお腹シェイクされて気持ち悪さMaxに。


それでも今回はジェルを多分に持っていたし、紅茶給水で暖を取る術も覚えたので、前回のような急激な『お腹減った』は無かったです。それどころじゃなかったのかもしれませんが、補給計画は大丈夫だったのではないかと思っています。


ジェルは、5km、10km、22km、32kmで摂取しました。



〈走行後の身体の状態〉


ラン後当日は、とにかく寒くてガタガタ震えておりました。レジェンドジャケットの上から、ベルリンマラソンのロゴのビニールシートを巻いて保温。


荷物預け無しだと、豪華なギラギラポンチョが貰えますが、ポンチョ選択だと、逆にビニールシート貰えないので、荷物預けの方が得かなと思いました。


これでギラギラポンチョとビニールシート、両方GETです!


一晩経って、左アキレス腱周辺と両臀部が痛みだしアイシング。最近なかったので珍しい。しかも左アキレス腱は酷い痛み。悪寒でランニングフォームが保てなくて、左に身体が傾いていたのでしょうね。


小さいダメージは、全身筋肉痛と、右親指付け根の水ぶくれと、右中指爪の損傷位。


日本に帰る準備しないといけないのに、あーあって感じです。


やっぱりフルマラソンのダメージはかなり甚大。


翌日からケロっと動けたり、レース連戦する方々は凄すぎて、圧倒されております。


自分はまだまだだなぁ。


そんなほろ苦い分析結果となりました。


次に繋げられるように頑張ろうと思います。