世界マスターズ水泳選手権~麗水エキスポ海洋公園 | 大根役者

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戦後、最悪と報道される日韓関係の真っ只中、第18回世界水泳選手権が光州広域市で開催された。世界水泳選手権はオリンピック2015年からは世界マスターズ選手権も統合され、連続して行われるようになっている。水泳界において、世界水泳選手権はオリンピックに次ぐ、重要な大会と位置付けられている。7月12日から28日にかけて行われた世界水泳選手権では瀬戸大也、松本克央の活躍が東京五輪に至る道で輝きを放ち終了した。

 

8月5日~18日に行われた世界マスターズ選手権のオープンウオーター部門に修道高校14回卒の富永俊夫先輩が出場された。冨永先輩はドーバー海峡横断に三度、挑戦したり、二年前には最高齢73歳で津軽海峡単独横断を成功させた広島が誇るスイマーだ。
 
 

今回の世界マスターズ水泳大会は麗水エキスポ海洋公園で行われた。

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釜山空港でも大会マスコットのダリ(右)とスリ(左)が迎えてくれた。カワウソをモチーフにしたJキャラクターで
韓国語ではカワウソのことをスダリと言う。
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8月7日、富永先輩とS先輩とともに3名で釜山に到着した。釜山で一泊した後、会場のある麗水にバスで向かった。

富永先輩はオープンウオーター75歳から79歳にエントリーしている。

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大会本番は7月11日。到着した10日には富永先輩は大会と同じコースで練習。夜は韓国料理とマッコリ。一番、後輩の僕が一番、スタミナがなかった。
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大会当日、朝の散歩の際、昇ってきた朝日に富永先輩の金メダル獲得を祈った。
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8月9日、会場は晴れ渡っていた。設定されたコースを二周廻り、タイムを競う。
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ゴール
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冨永先輩は3kmを51分で泳ぎ、金メダルを獲得した。世界中から参加したスイマーたちの頂点に立った。

 
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金メダル

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富永先輩は76歳だ。僕の体力なんて、足元にも及ばない。世界マスターズ水泳大会は2021年福岡、2023年ドーハで開催される。

先輩は両大会ともエントリー予定だ。戦う相手がいる限り、挑戦を続ける。僕も先輩の挑戦し続ける姿勢に勇気をもらった。

今後も先輩の挑戦を追っていきたい。

休む間もなく続く、先輩の次のチャレンジがこれだ。