こんにちは、マコです!
花組公演「アルカンシェル ~パリに架かる虹~」の千秋楽をライブ配信で鑑賞することができました!
まずは花組の皆さん、大劇場公演完走おめでとうございます!
アルカンシェルは、千秋楽が初観劇になりましたので感想を綴っていきたいと思います!
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作品が発表されてから色んな意見や感想を目にしてきましたが、私の所感としては、退団公演らしい当て書きの良さが詰った作品だなと思いました。
時代背景的に暗くなるかなと思っていましたが、レビューシーンが思いのほか多く楽しめる作品でもありました。
全体的に良曲ばかりでしたよね!
観ていて「いい曲ばかりだな~」と思っていました。
ではキャスト毎に綴っていきたいと思います。
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柚香光さんが演じるマルセル・ドーラン
こーゆーのでいいのです!
ダンスに真っ直ぐすぎるところも、振り付けに真っ直ぐすぎるところも、カトリーヌに真っ直ぐすぎるところも、全てカッコよかったです!
物語が進むにつれて自分のことだけでなく、周りの仲間たちの為にという気持ちの動きを感じることができ、やはり柚香さんは心の動きを表すのが上手いなと思いましたね。
一本物ではありましたがレビューシーンも存分に盛り込まれており柚香さんの持ち味がしっかり表現されていました。
まさに集大成にふさわしいお役でした!
星風まどかさんが演じるカトリーヌ・ルノー
キラキラしてたな~。
いい意味で貫録があり、看板スターとひと目でわかる立ち居振る舞いと歌唱が目を引きました。
真っすぐさと忍耐強さ、そして可愛らしさのバランスが素晴らしくまさにヒロインでした。
ところどころアドリブの場面があったのでしょうか?(マルセルの手を握って「熱っ」て言うところ)ちょっと星風さんの素っぽくて面白かったです!
カトリーヌは東京でもさらに進化しそうですね!
永久輝せあさんが演じるフリードリッヒ・アドラー
永久輝さんっぽいお役でしたね!
フリードリッヒは善悪の是非はともかく純粋な男性なのでしょう。行動の原理原則は「良いと思って」なのかなと。
良かれと思ってジャズでの公演を依頼する。
良かれと思って慰安訪問でペペを逃がす。
それで自分は不利になるにもかかわらず。
純粋で真っすぐすぎるんですよね。
でもそれもまた素敵なのも事実。
アネットに対しての行動はストレートに届くのだから本当に運命の相手なのだと感じ取れました。
永久輝さんの演技あってこそのフリードリッヒでした。
聖乃あすかさんが演じるイヴ・ゴーシュ
狂言回しとして時代背景や出来事を伝える役割で結構な割合で舞台上にいらっしゃった気がします。
歌唱シーンもありさすが実力あるなと感じました!
しかしあくまで個人的意見なのですが、正直役不足なのではないかと思ってしまいました。
登場人物と絡むこともない傍観者状態でしたし。。
仮に少年イヴ(湖春ひめ花さん)が見てきたことを語っていて大人になったのが聖乃さんのイヴならば物語上の人物として納得感を感じましたが、、
聖乃さんのイヴは湖春さんのイヴの孫で、湖春さんイヴから聞いた話を語っているということですよね?
子供ならまだしも孫はちょっと遠いような気もしましたがどうなのでしょう。過去と今を繋ぐという意味ではそうするしか無かったのだと納得はするつもりです!
作品に水を差したいわけではないので悪しからず。
聖乃さんは素晴らしかったですよ!!!
輝月ゆうまさんが演じるコンラート・バルツァー
やっぱり上手いです!!
さすがとしか言いようがないです!!
悪役なのですがところどころユーモアがあり憎みきれない登場人物でした。
もっといろんな組でも観てみたいですね!
その他にも、星空さんや綺城さん、帆純さんなどなど皆さん素晴らしかったです!
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サヨナラショーめちゃくちゃ良かったです!
セットリストはSNSや他のブロガーの方がアップされていると思うので載せませんがどれも素晴らしかったです。
私が好きな「花火キラキラ」を聴けたので悔いはありません!
退団者からの挨拶も皆さん清々しく素敵なお言葉でした。
柚香さんへのお花渡しで水美さんが出てこられたときは思わず泣いてしましました。。泣くつもりはなかったんですけどね。
いいシーンでした本当。
千秋楽、観劇できて本当に良かったです!
まだ東京がありますので完走できるように祈っています!!
ではまた~