抗がん剤治療をしているというと
「つらいですか」「大変ですね」・・
と声をかけられます。
確かに、体にできた「悪性のがん」と
闘っているのですから、思いもかけない
状況が体の中で起こっています。
状況も一人一人違いますから、副作用の
出方も人によって、違ってきます。
私の場合は、想定内です。
抗がん剤投与の前に、副作用を抑える
様々な薬を使ってくれます。
共通する副作用としては、
・血液細胞のダメージ(骨髄抑制・・
・粘膜障害(口内炎・胃腸炎・・
・皮膚障害(カサカサ・爪の黒ずみ・・
・脱毛 などです。
(K病院のパンフレットから)
抗がん剤投入後は、自覚症状はないのですが
睡眠剤の影響か、よく眠れます。倦怠感も
感じているのかもしれません。翌日、便秘の
症状を伝えると、夕食後に下剤を飲みました。
次の日は、バッチリでした。・・(P)
血液検査をすると、抗がん剤による値
なので、輸血の必要はないということでした。
ステロイド剤投与(P)の翌日から、
むくみが始まりました。内服も4日間続くので、
4~5kgも体重が増えました。1回目は、
利尿剤で1日で4kgも体重を減らし、むくみも
大分取れました。2回目以降は、
「ステロイド剤が終われば、むくみもとれる」
というドクターの言葉通りに、利尿剤は使って
いません。でも見てください。
2日後 4日後
もうパンパンです。これが足から体、顔まで
むくんでいるのですから、もうびっくりです。
足なんか、まるで象さんです。一気に太った
感じで、細胞がプチプチ広がっている気分です。
口腔内もむくんでいますから、歯形がついて
しまったようです。口内炎に気を付けねば・・
2日目に胃のあたりにムカムカ感を感じたので、
吐き気止めを1錠飲みました。このころ夜中に
みぞおちから心臓にかけてキリキリと痛む感じ
がして、薬(H)が心臓へ影響するとは、
このことかと思いました。
脱毛は、2週間後から始まりました。・・(H)
人によっては、早い人もいるようです。
朝、晩、入浴時と量の多さと後始末の
大変さは、数日間続きました。
そのほか、しびれはなかったのですが、
爪の黒ずみと肝機能への影響が出ました。
抗がん剤療法には、様々な薬の組み合わせ
があり、その量も治療によって異なってき
ます。個人差やその時の状況にも影響される
と思われますので、副作用の出方は異なって
くるでしょう。
幸い、私の場合は、納得のいく出方なので、
3回目の外来治療後の自宅での様子と対応
を自分で行うことができています。
自己判断できないことが起こったら、
24時間対応の電話をかけていいことも、
安心材料です。何かあったら、すぐに
相談できる体制は有難いです。
そして、一番気を付けていることは、
免疫の低下です。
治療中に感染症にかかると、治療が中断
したり、重症になったりするそうです。
6コース終わり、無事に悪性リンパ腫が
寛解し、その後再発しないで完治するように
祈るばかりです。
「ひな祭り」「サクラ開花情報」・・
春はもうすぐです。
あちこちで地震が起こっているようですが、
明るいニュースとともに春が来ますように・・
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