「森の薪能」を観に、新宿御苑に
行ってきました。
新宿御苑といえば、桜の種類が多くて、
何年か前の春に行ったきりでした。
夜に訪ねたのは、初めてです。
新宿のNTTビルもライトアップされて、
きょろきょろ。18時開場に、多くの人が
訪れていました。
友人は、着物姿で、「般若の帯」。
能狂言の世界に、どっぷりつかっている
様子。素敵ですね。
伝統芸能の能や狂言は、能楽堂のような
室内で行われたものしか鑑賞したことが
ありません。でも、
昔は薪の光に照らされて、屋外で上演されて
いたとのこと。今では照明やマイク設備が
あるとはいえ、当時の雰囲気が伝わって
きます。大きな木をバックに、舞台が設置
されていました。
幸い、月も見え(3日後が満月)風もなく、
涼しい気温の中、絶好の観劇日和でした。
演目は、
狂言:茸(くさびら)
シテ(主役)は、野村萬斎さん
能:一角仙人(いっかくせんにん)
シテは、観世銕之丞さん
パイプ椅子に、長時間座っていたので
ちょっと腰に痛みを覚えました。
何でも、可能な時に
やりたいこと、思いついたこと、
移動・食べることなど
経験したいですね。
経路や予約など今ではネット
検索できる時代。事前に入った
レストランでは、メニューも
注文もバーコードを自分のスマホで
操作しました。
お店の方に「アイスコーヒーを
お願いします。」と言ったら、
「バーコードから注文してください。」
と言われました。小さなお店でも
対面ではないのですね。
我が家の息子の
「ふるさと納税で欲しいものがあったら、
ラインに入れといて。」
会話が減ったみたいで、寂しいです。
新しいもの・便利なものもいいですが、
昔から伝わる「古典芸能」も
いいですね。
帰りの電車で、お友達にお礼の
ラインを入れていました。
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