毎年ひな祭りの時期に、友人が
お茶会を開いてくれます。
今年は第三日曜日。
床の間の掛け軸のこと、茶器、お茶の
しきたり等何もわかりませんが、
着物を着て出かけました。
今年は、桜の開花が早く、着物も
墨染めの桜の訪問着を二重太鼓で装って
みました。帯結びが気に入らなくて、
3回もやり直して、クリップを使って
締めました。年に数回しか着ないので、
手こずってしまいます。
お道具や茶会のしつらえにも精通している
かたが「正客」と言って、一番上座に座ります。
私は3番目。全部で5人の客が座りました。
炉は、「花筏」の文様で、
五徳のない釜をかけたものでした。
花筏は、桜の花びらが水面に落ちて、
いかだのようになる様で俳句の季語とも
なっています。この炉の文様とは別に
お庭には植物の「ハナイカダ」がありました。
葉の中央から可憐な花をつけるのだそうで、
まるでいかだをこぐ船頭がいるような様から
名がついたとか。初めて知りました。
お茶会をするために建てたおうちには、
茶室が3つもあります。庭には、床の間を
飾る花がいくつかありました。
本日は、椿とクリスマスローズと
レンギョウです。
あわただしい日常のひととき、
優雅なおいしいお茶を頂きました。
ありがとうございました。
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