83. ぎっくり腰を克服!? | 脳腫瘍の後遺症と2024年からは悪性リンパ腫と闘うマッキーの記録

脳腫瘍の後遺症と2024年からは悪性リンパ腫と闘うマッキーの記録

40代で余命宣告され、脳腫瘍手術〜リハビリを乗り越えた体験記です。

30歳の時に、ぎっくり腰を経験しました。

掃除機をかけているときに、

突然、痛みが走ったのでした。

 

雷に打たれたとは、このことかと

思うほど、腰から背中が痛くて

身動きも出来ません。

呼吸で肺を動かすことも辛く、

まさに「激震が走る」でした。

 

幸い4~5分で治まりましたが、

「今のは、いったい何だったんだろう。」

と思い、医者へ行きました。

 

腰のレントゲンや触診をして、

何でもないとのこと、

「痛いときに来てください。」でした。

(動けないので、いけるわけありません)

 

それから、2度ほど同じ痛みで

悩まされ、死ぬかと思うほど

辛い体験をしました。

 

後から、あれは、

「ぎっくり腰の症状」

と分かり、「何とかしなければ」と

思いました。

 

ちょうど二人目の育休に入っていました。

産休育休で、運動不足から、

体がたるんできているのだろうと反省しました。

筋肉が、骨を支えられず、悲鳴をあげたのだろうと、

体を元に戻す、努力をすることにしました。

市の広報紙で「エアロビクス」を見つけ

子どもを連れて申し込みに行きました。

 

「産後なので、向かない。」

と受付で、断られてしまいました。

 

「どうしたものか。」と諦められなかった時、

別の広報誌で「太極拳」の文字を見つけました。

 

それからです。

週に一度ですが、じわっと汗ばむほど

体を動かしたのです。

 

それから30年余り、ぎっくり腰らしい

痛みは、おそってきません。

 

私の改善したことは、姿勢です。

20代の始め、学校の教師になりたくて

心掛けたことの一つに、

「体操のお姉さんのように歩きたい。」

という思いでした。

 

胸を張って、足をサッ、サッと出して、

美しく見せることだったのです。

胸を張ってお腹をへこませ、横から見ると、

S字のようになります。

 

その自己判断がいけなかったようでした。

太極拳では、壁に沿って真っ直ぐに立ち、

そのままの姿勢で、歩き始めたのです。

S字になる必要は、ありません。

 

顎を引き、頭を背骨が支えて腰に繋がり、

歩く足が、前後に動くという動作です。

 

私には、新しい発見でした。

それまで、意識したことのない世界でした。

無理のない姿勢は、立ったときも

座ったときも、かがんだときも

それぞれあることに、気が付きました。

知らないでいることに、損をするところでした。

 

先日(2017年1月)のテレビで、腰痛には、

足のももの裏側にあるハムストリングスを

鍛えると、効果があるといっていました。

鍛え方は、簡単です。足首を持って

膝に胸を付けて、無理のない程度に10秒位、

お尻をあげるのだそうです。

これなら、私にも続けられそうです。

 

体が硬いことは、血管をはじめ、

老化を早めるのだそうで、

一部を直したいなら、全体も総合的に

考えないといけないとのことです。

頑張り甲斐(?)があります。