80 車の運転再開まで・・・ | 脳腫瘍の後遺症と2024年からは悪性リンパ腫と闘うマッキーの記録

脳腫瘍の後遺症と2024年からは悪性リンパ腫と闘うマッキーの記録

40代で余命宣告され、脳腫瘍手術〜リハビリを乗り越えた体験記です。

学生時代、車の免許を取るため、

アルバイトをして貯めた資金がありました。

                                      

自分で運転しないで、運転してもらう身分になりたい。

 

迷ったあげく、その時は、断念しました。

 

ところが、東京を離れて住むことになり、

雨の日も、風の日も、自転車より便利に活躍する

車が必要になりました。

40年前(まだ20代前半です)のことになります。

 

子どもが、小さい頃は、

保育園の送り迎えで、重宝しました。

何と言っても、昼寝用布団カバーや

着替え、布おしめなどの運搬です。

毎日の2人の子どもの送迎と、

月、土曜日には、荷物がいっぱいでした。

 

通勤には、電車を使っていましたが、

日曜日は、スーパーへ買い物に

車で行き、1週間分の食料を

買い込んでいました。

 

主婦には、必需品の車でしたが、

脳腫瘍の手術の時期は、

運転できませんでした。

 

まず、1年は、小脳を切ったので

目の見え方に難点がありました。

 

1ヶ月は、目を開けると視界が回っていました。

36.定まらない視界と頭蓋骨に穴

 

6ヶ月は、直線に歩いているつもりが、

壁にぶつかるほど、平衡感覚がもどりませんでした。

 (39.顔面神経は回復しつつあるものの・・・

 

10ヶ月は、ビデオのハンドカメラで

映しているような視界で、歩くたびに揺れていました。

 (58.学校の子どもたちに、会いに行きました。)

 

「1年経てば、小脳がプログラミングをし直して

回復する。」

脳外科医のおっしゃるとおりでした。

 

目は、問題ありません。

後は、右の聴力が無いので、

片耳でも社会に出て行く自信が付けば・・・

 

仕事に復帰して、半年が過ぎた頃、兄に

「車を新しくして、気分を変えてはどうか。」

と勧められたのでした。

手術から、1年8ヶ月経っていました。