出演: 小林薫, 伊藤淳史 安田成美
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【あらすじ】 文化会館で働く飯塚主任は似た名前の2つのママさんコーラスを聞き違え、大晦日のコンサートホールをダブルブッキングしてしまう。人生テキトーにやりすごしてきた主任だが、合唱にかける彼女たちの情熱に右往左往。さらには夫婦の危機から溜めた飲み屋の勘定まで、日ごろのツケが一気にまわってきて…。 |
とっても
あったかい作品でした。
「間違い」によって生まれる多大なる迷惑。
それに対し、どう対処していくか。
「誠意とは何か・真心とは何か」。それがこの物語の大きなテーマとなります。
まぁご想像できる通り、テキトーにやってきた男が一つの事件をきっかけに
イッショウケンメイな人間に変わっていく、単純と言えば単純なストーリー。
でもそれがいいんです!
久々に感動でした(涙)。
何度見ても泣けます!
あるおかみさんのエピソードや一人のお客さんのコーラスへの思い。
奔走する主任さんやママさんコーラスの迫力ある合唱の数々。
その一場面一場面に感動でしたぁ。
この作品、
立川志の輔師匠の新作落語が映画化されたものらしく
さすが、落語としての言葉遊び的なとこや会話のやり取りで笑わせる場面も多く、
言葉通り、笑いあり、涙あり。とっても楽しめました。
落語版がめちゃくちゃ気になって気になって。。。(笑)
・・・・というわけで(笑)。
『志の輔らくごのおもちかえりDVD 1 「歓喜の歌2007」』
買っちゃいました(笑)!
落語は落語でまたいいですねー!!
たった一人の人間で この物語を語っていくその力量に胸打たれました。
落語で泣いちゃうなんて、初めてです。
最後の演出もすごい!!
最後に「ネタばれ感想」(これから観る人は読まないことをお勧めします。)【おしまい】
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【ネタばれ】(パソコンの方はドラッグして下さい。) ★主任さん、せっかくママさんコーラスに対しては大きな信頼を勝ち取り、その変貌ぶりにこちらも観ていて感動でしたが、最後のリフォーム太田のお客さんに対する態度が結構いい加減(汗)。。。 あの人にだってもう少し「誠意」を・・・(汗)。落語版ではもっと嫌な人になってますし(笑)。。。 ★それから映画版のラスト、やっぱ主任さんとママさんコーラスのみなさん、ちゃんと対面して終わってほしかったなぁ。 ★落語版では最後の「歓喜の歌」、サイコーでした!! ★映画版のテーマソングが合わない(汗)。やっぱりママさんコーラスの物語ですから、女性のきれいな歌声で締めるとか、クラシックにするとかもうちょっと考えてほしかった気も(笑)。 ★いろいろと言ってしまいましたが、実際にはどちらの作品も何度も何度も観てしまうほどハマってしまいました(笑)。 |