年長さんの『卒園文集』
一人1ページ、いろんな質問に答える【Q&A】方式がメインとなって、
我々職員も加わり、一冊の本となります。
・うまれかわったらなにになりたい?
・すきなたべものは?きらいなたべものは?
・たのしかったおもいでは? などなど。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そして僕も今日、その文集用紙を目の前に、
我がクラスの一角、職員机に向かって一人悩んでいました。。。
「じぶんのいいところは?」
自分に自信のない僕としてはかなり難題です(汗)。。。。
時は朝。ちらほらと子ども達が登園してきた頃。
年長の女の子A子ちゃん、B子ちゃんが僕の所にやってきました。
「先生、何やってんのぉ?」
「ん~?いやぁ~【自分のいい所】ってどこかな~と思ってさ。。。」
「分かんないのぉ?」
「う~ん、悪い所はいっぱいあるけど、いい所って言われるとなぁ~」
A子ちゃん「え~?先生のいい所いっぱいあるじゃ~ん、ねぇB子ちゃん?」
B子ちゃん「うん。いっぱいあるよねぇ~」
おっ、嬉しいこと言ってくれます。
「そっかな~。言葉は乱暴だし、いい加減な所もいっぱいあるからなぁ~」
・・・・・・言ってて悲しい(汗)。そんなんでいいのか保育者(怒)!
A「ううん。やさしいとこいっぱいあるよぉ~」
B「いっぱいお話してくれるしねぇ」
そんな風に思ってくれてたんだぁ~(キララン)
A「私達といっぱい遊んでくれるじゃん」
B「鬼ごっことかダンスとかいっぱいね」
嬉しいな。人に認めてもらえてるのってたとえ相手が子どもであっても
いや、子どもだからこそより一層嬉しいですね。
A「あとさぁ~おもしろいんだよねぇ~」
B「マジックもやってくれるよぉ~」
あんま人生の中で褒められることもないので(汗)ちょっとこしょばゆいなぁ(笑)
A「変なこともいっぱいやるよねぇ~」
B「やるやる!わざと転んだり、変な踊りしたりぃ~」
あ、あら?(汗)
A「あとよく忘れたりする!」
B「追いかけてくるときとか顔が怖いんだよっ!(笑)」
おいおい。。。
A「・・・・・・・・・・・・・」
B「・・・・・・・・・・・・・」
A「もうないね」
まとめたっ!
若干、後味悪い感じでまとめたっ!!(笑)
でもまぁ、やっぱ嬉しかったですね。
僕のいい所を必死になって探してくれてた。
嬉しいです!
さてと。
文集用紙を片付けて、
「よし!一緒にあそぶか!!」
A「やったぁー!」
B「あそぼーっ!」