えーと、9月いっぱいで今の会社を退職します。

早かったら8月いっぱいかも?

いろいろムカつく話がありますが、それはまた後ほど。

会社運ないのかしら?


それはさておき。


術後13日目。

縫い目の痛みもだいぶひいて来て、ベッドの寝起きも楽になった。

歩行訓練も階段使って2階分は余裕で上がれるくらいになった。


洗浄も慣れたもので、全然痛くない(笑)

主治医先生に「大丈夫ー?」と聞かれたので

「もう平気ですよー!」と答えたら

「慣れってすごいよね」と返って来て2人で大笑い。


ただ、だんだん病院生活にも飽きが来た。

持って来た本は全部読んじゃったし

私のお楽しみだったミッチーの出てるドラマは

とと姉ちゃんは出番が一旦終わり、「スミカスミレ」は再放送が終わった

夕方のお楽しみ「DOCTORS」の再放送も終わったし。

そもそもテレビ有料だから、そんなだらだら見てられない(笑)


そういえば外出許可出してもらえるって言ってたので

明日外出させてもらおう!と思って主治医先生にお願いした。

近くにショッピングモールがあるので、そこをぶらついて

自分の体力がどれくらい戻ってるか知りたいと思って。


そしたら師長さんが

「手術された方は外出も外泊も出来ないんですよ。

もし外出中に体調が急変したらこちらの監督責任問題になるので」

と申し訳なさそうに言いに来た。


「何か用事があるの?必要なものができたとか?」

と聞かれたから

「いえ、そうじゃなくて。体力がどれ位戻ってるか知りたくて。

買い物したり、お茶飲んだりしたらどれ位疲れるのかなと思って。」

と答えたら

「大分お元気になられましたもんね。退屈になってきたのは分かります。

でも、手術されてまだ2週間ですから、まだ基本は安静なんですよ。」

と理解はしてくれた。


その後、顔なじみの看護師さんがやってきてバイタルチェック

「お茶飲みたいよねー!スタバとか行きたいでしょ?」

「新しいフラペチーノ飲みたいー!セールも行きたい!」

そんな話をしたら、申し送りで伝えられたらしく

いろんな看護師さんに

「フラペチーノはお見舞いに持って来てもらえないよね」とか

「フラペチーノのために外出したかったの?」とか言われた(笑)


申し送り、侮れない(笑)


もちろん主治医先生にも伝わってて

「分かる!この辺コーヒーショップないもんね!

シアトルズベストとかエクセシオールでもいいから欲しいよねぇ

ちょっとお見舞いの差し入れを買えるとこないしねえ」

「ほんとですよ、コンビニだってないでしょ?ちょっとデザート食べたいとか

そんな時に困っちゃうんですよねー」

「美味しいケーキとか食べたくなるよね。分かるわー」

あそこのカフェがいいとか、あそこのケーキが美味しいとか

普通な内容のガールズトーク(笑)


とりあえずアマゾンで本を頼んで、母に持って来てもらって

もうちょっと入院生活を送る事になった。

退院が延びたので、予約してるカウンセリングの

キャンセルと変更をお願いする為に病院に電話。


カウンセラーさんに

「退院延びたので、予約の日行けなくなりそうなんです。

なので、キャンセルと変更お願いできますか?」

と話すと


「退院延びるってどうしたの?なんかあったの?」


やっぱりそこ聞くんだ?(笑)

事情を説明して、まだちょっと治療に時間掛かりそう

と伝えると


「なるほどね。なんでそうなったかとかちゃんと説明聞いた?」

「聞きました。珍しい事じゃないらしいんだけど、

私のは大きいから、このまま置いといたら化膿して

またお腹開ける事になるから、そうならないように

平均的な大きさになるまで治療するんだって。抗生剤も飲んでます」

「ご自分で納得できてるなら、そこは心配ないですね」



いつものペースのカウンセラーさんと話してると

電話なのにカウンセリング室に入れられた気分(笑)


「じゃあ、こうしましょう。前日にもう一度退院がどうなったかを

お電話もらうようにして、やっぱりダメならキャンセルと変更のお話しましょう。

まだちょっと日があるから、そちらの方で変更あるかも知れないし。

カウンセリングは翌週の分の枠も押さえてあるから大丈夫ですよ。」


良かった。

とりあえずカウンセリングは受けられる。

かなりホッとした。


「お元気そうな声で安心しました。もっと落ち込んでるかと思ってました。

それか退屈して、ぶーたれるかもって。

環境、良さそうですね。それが支えてくれてるみたい。」


やっぱりなんでもお見通しだね(笑)


ちょっと話出来て、主治医先生や看護師さん達と話すのとは

また違った安心感を得られた。




11日目。

この日は外来の診察室で洗浄した。

カーテンの向こうには主治医先生の他にも普段お会いしない先生がいたり

外来の看護師さんがいたりで、いつもよりにぎやかでした。

「痛くないですかー?」主治医先生の問いかけに

「大丈夫ですー!」と答えると、「ほんとに大丈夫?」と再確認。

いつもと勝手が違うから、心配してくれたらしい。


「だって痛いって言ったら先生優しいから、手を緩めてくれるでしょー?」

と冗談めかして言ったら、カーテンの向こうでみんな笑ってた(笑)

「そんなの言ってないで、お部屋帰ったら痛み止め飲んどいてね!

あ!明日は休診だけど洗浄に来るからねー」と

言われて診察台から降りた。


「明日、時間いつになるか分からないけど、大丈夫?」

と主治医先生のお部屋訪問で聞かれたので

「お休みの日まですみません。ありがとうございます。

私はいつでもいいので、先生のタイミングで呼んで下さい」

「なるべく早く起きるわ・・・」

「お疲れでしょうからゆっくり寝てくださいまし、私は毎日だらだらしてるからいつでもおっけー!」

そう答えたら先生がげらげら笑って

「いつもそうやって明るく過ごしてくれるからいいわー

入院してるとは思えない(笑)」

相変わらずなガールズトーク。


この日は土用の丑の日、なので、うな丼がお昼に出た!!

うなぎは小さかったけど、季節を感じられて嬉しかった。

もちろん、すごく美味しかった!


相変わらず土曜日は退院祭り+外泊祭りで、病棟ががらーんとしてる。

シャワー浴びさせてもらってから、ずっと見たかった「ピース・オブ・ケイク」を

スマホで見た。

松坂桃李のオカマが素晴らしかった。


12日目

先生は15時ごろ「ごめん、甘えて寝てしまった!」と登場(笑)

毎日の洗浄の甲斐もあり、昨日より血腫が小さくなってた。

2人とも大喜び!

「やったねー!」「ねー!」「これは退院近いんじゃない?」「マジで??!」

ときゃっきゃしてたら、看護師さんも

「いつもお二人のお話は明るくていいですよね」と言ってくれた

「そりゃあ、お休み返上までして、なんとか良くしようとして下さってる方に

暗い対応は出来ないですよ。暗かったら自分もしんどくなるし」

って答えたら、看護師さんが「いい心掛けですね」と言ってた。

先生も「昨日の外来でも、明るい人って言われてたよー

退院延びたのよって話したら、それであれってタフだなって

感心してたよ」と言ってくれたから嬉しかった。


タフなのは、カウンセラーさんに鍛えられてるからよね(笑)


この日は花火大会。

病棟の皆さんとロビーから花火を見る。

ちょうど夜の検温の時間とかぶったので、看護師さんがロビーに登場

順番に検温と状態チェック(笑)

普段廊下ですれ違うだけの人たちなのに、まるで前から知り合いかのように

みんなお茶とか片手にわいわいおしゃべりして花火鑑賞。

みんなすごくパワーがあって、元気をもらった不思議な空間だった。