現在の体調ですが、縫い目が痛痒いのと、
布がこすれるとチクチク痛いのが気になる感じ。
外出したら翌日はお昼寝しまくってしまうくらいの体力です。
走ったり、ジャンプしたりはやってないから分からないけど
歩く早さは気をつけてゆっくり歩くようにしています。

って事で7日目。

相変わらず微熱が下がらず、氷枕とお友達。
だけど、なんかもうこれが私の平熱なんじゃ?ってくらい
食欲も体調(頭痛とか関節痛とかない)も普通。

お昼ごはんの後の歩行訓練で、売店に行ってみた。
その時、エレベーターに求人が貼ってあったので目をやると
・介護ヘルパー
・看護師
・総務
だったと思う。3種類あった。

介護ヘルパーは、介護や医療関係の資格を持っていればなれるらしい。
担当は夜勤の見回りとかお風呂の介助、食事の介助等
看護師の資格がなくても出来る仕事と書いてあった

・・・この前の感じの違った夜勤担当の人、これじゃない?

そんな疑いを持ちつつ、病室に帰って買ってきたヨーグルトを食べる(笑)

そしたら看護師さんが「洗浄するから診察室行きましょう」
と予備に来てくれたので、よたよたと診察室へ。

すると、主治医先生と主任先生が待ち構えていて
「今日は縫ったとこ、もうちょっと外すから!」と宣言。
血腫が固まり気味なので、大き目の穴がないと出て来ないと
昨日の様子から主任先生が判断したらしい。

「じゃ、始めますねー」と明るく主任先生が言うんだけど、
麻酔も何もなく、一回縫ったところを外すって死ぬほど痛い
「痛い!痛い!いたーーーーい!!痛いよぉ!」
いろんなバージョンで痛いアピール。
その度に主任先生が「ごめんねー、ちょっと我慢してねー ごめんねー」
と絶対思ってないよね?という口調で返してくる
歯医者さんで使うような部分麻酔ってないの!?
結局4針分ほど解いた。

ぐったりしてると、主治医先生から
「じゃあ、中洗いますね、痛かったら言ってねー!」
水が入ってくるけど、何とも思わない。
さっきの痛さに比べたら、なんともありません(笑)

洗浄が終わって「痛み止め、飲んどいてね。」
と言われて診察室から引き上げる。

よれよれで部屋で薬飲んでぼーっとしてたら
看護師さんが来てくれて
・洗浄は毎日ある予定
・血とかが残ってしまうと雑菌の温床になるので
 それを防ぐ為に、毎日シャワーを浴びて下さい
という話をしてくれた。

今日もこの後空いてる時間に、使ってもいいと言ってくれたので
お言葉に甘えてシャワーを浴びて、落着いた。

夜のバイタルチェックでもやっぱり微熱。
氷枕を渡されて頭に敷いて寝ることに。
この日は特に眠くなかったので、スマホいじって12時位まで起きて
時間調整をしてから睡眠剤を飲んで寝た
微熱が下がらない。

寝起きの検温も午前中のバイタルチェックも微熱。
しかもちょっと高め。なんとなく頭痛が続いてるのもこのせいか?

食事の後、看護師さんが迎えに来てくれて診察室へ。
主治医先生が待っていた
「熱、下がらないのが気になるので、お腹の中、見ますね」
内視鏡みたいなので、お腹の中を見る。
その後エコーで同じくお腹の中を見る。

「あら、血腫が出来てる。これだわ、熱の原因
小さいなら放っておけるんだけど、ちょっと大きいかなぁ」

血腫とは閉腹後に起きた出血の塊の事。
なんで出来るかの原因はさまざまらしい。
手術でどこかの血管や臓器の表面が薄くなってしまって
そこからにじみ出てるとか、手術の際の血液が後から
にじみ出てきたとか・・・珍しい事ではないそうだ。
で、その血液を吸収しようとした時に体温が上がるらしい。

主任先生から
「ちょっと痛いけど、一瞬我慢してね
膣を縫った所、一箇所糸を外しますね」

そう言われて心の準備。
心の準備があっても結構痛かった。

「中、洗いますねー」主治医先生の声がして
水が入ってくるのがわかる。
数分間洗ってくれた。
「痛い?」と聞かれたけど、ちくちくする位だったので
「あんまり痛くないような・・・」と返事。

ほんとは痛いものなんだろうか?

「明日、また確認しますね。今結構出たから
小さくはなると思うんだけど、結構大きいから
洗浄は毎日になるかも知れない。後抗生剤出しとくので
それは飲みきって下さいね。後、痛み止め飲んどいてね
今はいいかもしれないけど、後から痛くなるかも知れないので」

夜は煮魚だったので、ちょっとテンション下がる
(あんまり好きじゃない:笑)

出してもらった強い方の痛み止めを飲んで
テレビを見たり本を読んだりして過ごした。

歩行訓練してたら、部長先生にばったり会う
「おー!もうすたすた歩いてるね!回復早くて感心するわ
血腫のことは心配しないでいいから、大丈夫ですよ」
この病院はチーム医療を採ってるので、情報の回るのが早い早い(笑)

「痛み止め効いてるから歩けてる感じですよー
やっと背筋伸ばせました。血腫の事、宜しくお願いします」

と返事をして別れた。

夜のバイタルチェックで氷枕をもらう。
相変わらず高めの微熱。


ちょっと前に「尿意がない」と書いたけど、だからと言って漏らしたりはなかったので
ご安心を。
「あれ?数時間トイレ行ってないなぁ」と思ってトイレに行くと出るみたいな感じ。
人によっては逆に「尿意を感じるのに出ない」パターンもあるみたい。
この辺も「日にち薬」ってやつで、だんだん普通に戻って来た。
4日目は土曜日。
土曜日は退院祭りらしく、朝から外泊の人と
退院の人がどーっと出て行くので、病棟ががらーんとしてる。
なんとなく寂しい感じ。
いいなーみんな帰れて。

朝のバイタルチェックの時に
「今日は土曜日だけど、シャワーいいよー!名前入れとくから
また時間になったら呼びに来るね」と嬉しいお知らせが。
気分がちょっと上がる。
今はどこもそうかも知れないけど、病棟は暑くもなく寒くもなく
しかもニオイも換気がすごいのか、全然しない。
なので、自分の周りのニオイがすごい気になる。
ちょっとした汗のニオイとか、食べた直後のニオイとか。
なので、シャワーは嬉しい。

食事は3食ほとんど食べられるようになった。
胃の衝撃も腸の位置が決まってきたのかほとんど感じなくなってきた。

4日目の午後、体がすごく軽くなったのを感じる。
「日にち薬」というけど、ほんと3日でこんなに回復するのかと
自分でびっくりした。

主治医先生のお部屋訪問は夜だけでした。
「今日の午後から体がすごく楽になったよ」と報告したら
めちゃ喜んでくれた。

5日目は日曜日。
休診日なので、先生の訪問はなし。
バイタルチェックで看護師さんが何回かお部屋来てくれるくらい。
両親がお見舞いに来て、お茶とポカリをどっさり持って来てくれた。
助かるー!売店が高いので(自販機を同じ値段)どうしたもんかと思ってた(笑)

食事は3食とも完食。
ご飯が美味しいし、楽しみになってきた。

夜のバイタルチェックで熱がちょっと高かった。
「微熱が下がらないね。特に今日は高いねぇ。氷枕持ってくるから
今晩はそれを当てて寝て下さいね。そろそろ下がらないといけないんだけどね
明日、先生に診察してもらうようにオーダーしておきますね」
そう言われた。

この日から氷枕が1日中お友達となる。