流輝は、痛みに苦しむ直緒に言った。
「直緒!大丈夫か!?」
「だ・・・大丈夫だよ・・・!何とかね・・・ww」
直緒は無理やり流輝に笑って見せた。
しかし、直緒の右肩からは、血がかなり出血していた。
とっさに流輝は自分の持っていたハンカチを直緒の右肩に巻いた。
「とりあえず、これで血は止まるはずだ。」と流輝。
「あ、ありがとう・・・。」と直緒。
――すると・・・・
「うおおおおおぉぉぉぉーーー!!」
再びゴーストが叫びなから2人に襲い掛かってきた!!
「直緒!流輝危ないっ!!」留衣と聖が叫んだ!!
ゴーストは直緒と流輝に、大きな腕を振り落としたっ!!!!
ドスンっ!と鈍い音がした。
直緒と流輝は無事なんだろうか!?
――――
「くっ・・・!!」流輝の声だ!
「直緒。大丈夫か?怪我は、ないか?」
「う、うん。大丈夫。」
「そうか。それなら良かった!」
流輝は直緒にニカッと笑って見せた。
――なんと!2人は無事だったのだ!!
何故助かったかというと、流輝が直緒をかばったのだ。
流輝の武器「ハンマー・ハンド」でゴーストの腕を押さえたからだ。
ハンマー・ハンドは腕に直接装備できる武器で使う時にとてつもなく巨大化する武器である。
この武器を使いこなすにはスゴイパワーが必要だ。
直緒たちの中でこの武器に適応できるのは一番力のある流輝だ。
「く、くそっ!俺の今のパワーじゃ、もうそろそろ限界だっ・・・!!」
流輝のゴーストを抑えてる右腕が震え始めた。
すると直緒が――
「流輝!動かないでね!すぐこいつを斬るからっ!!」と言った。
「バカ!お前肩が・・・!」
「だーいじょうぶだって!一回斬るくらいの力は残ってるよっ!」
と言うと直緒はゴーストを切った!!
「瞬風斬りッ!!」
名前の通り風のように一瞬でバサッと斬った。
「ぎやぁぁぁぁぁっ~~~~~~~~~~~~~~~!!!」
ゴーストは叫びながら粉々になりソウル・シティへ消えて行った。
「終わったな。」と聖。
「そうね。」と留衣。
「退治終了だぜっ!」と流輝。
「はぁ・・・疲れた~。」と直緒。
「直緒。肩は大丈夫?」と留衣は行った。
「はい!全然平気です !!」
「そう。それはよかったわ。」
どうして直緒が大丈夫かと言うとGRは通常本体から魂が抜けた状態で戦うので魂を本体に
戻しても体には何の影響もないのだ。
ふと聖が腕時計を見てみるとなんと午前1時だった!
「あっ!あたしたち学校行かなきゃ!もう寝る時間少ないよー!」と直緒。
「あーっ!そうだった!」と流輝。
「いけない!私も仕事あるんだった!」と留衣。
「僕もだ!」と聖。
4人は慌てながら今度仕事が来たらお互いに連絡すると言いダッシュで自宅へ帰った。
今度の相手もかなり手ごわい事も知らずに――・・・
――――作者からのコメント――――
大変進むのが遅くてスミマセン・・・
とりあえず第1弾終了って感じですねww
でも、次回は更にスゴイ敵が現れるかも(´卅`●)ムププ
あ、その前に少し学校編を書こうと思ってます。
次回は、もっと早く書けるよう頑張ります・・・^^
また、ご意見ご感想などありましたら遠慮なく書いて下さい !!
では:*:・(´Д`●))βyёβyё((○´д`)・:*:・