最近バーデミックを観ました
感想?『f』で始まる4文字とだけ(白目)
さてさて、実はかなーり時期から過ぎてしまいましたが、沖縄ではお盆は8/13~15と決まっていません。
沖縄の場合は毎年旧暦でお盆を行います。
今年は8/20~22日ですね。
この日は例え平日であろうと親戚が集まり先祖にあいさつします。
なので大体はこの時期に有休を使ったり、休業する地元企業も少なくありません。
さてさて、そんなお盆では「ウンケージューシー」と呼ばれる定番料理があります。
ウンケーはお盆初日、ジューシーは沖縄風炊き込みご飯をそれぞれ指します。
このウンケージューシーの由来ですがなかなか面白いお話だったのでここで紹介させていただきます。
。oO(いつかゆっくり文庫風の動画にしたい)
むかしむかし、コザと呼ばれる地域のあるところに夫婦と男の子がいました。
3人はとても仲良く暮らしていました。
ところが、夫と息子が病のため相次いでこの世を去ってしまいました。
このことで深い悲しみに暮れた妻は、自分から愛する夫と息子を奪ったとして、
酷く神を憎み荒んだ生活を送ってしまいました。
その生活はお盆まで続きました。
亡くなった父と息子の霊は、妻が自分たちのせいで辛く荒んでしまったことに酷く心を痛めましたが、お盆の準備もできていないので家に帰ることもできませんでした。
その様子を哀れに思った神は「私が奥さんを説得してくるから、それがうまく言ったら家に行ってあげなさい。必ず奥さんにはお盆の準備させるから」と父子に伝え単身妻の説得に向かいます。
その時神が妻をどう説得したのかは不明ですが説得の末、妻はようやく神の申し出を受け入れることにしました。
ところがすさんだ生活を送ってしまっていたためロクにお金もなくまた時間も足りない。
これではくわっちー(ごちそう)を作ることができないと妻は嘆きました。
そこで神は
「家にある有り合わせの食べ物でジューシーを作ってあげなさい。それだけで充分だから」
と諭し妻はそれに従いました。
こうして3人の親子はお盆の日に再会することができたのです。
これがウンケージューシーの由来とされる伝承です。
俺も昔親戚から伺った話なので若干(かなり?)うろ覚えですが、個人的に面白いと思ったお話なのでちょっとこの場で語らせていただきました。
沖縄でジューシーを見た際は、ご先祖様に感謝する気持ちを持ったいただきたいものです。