映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』 | 牧内直哉の「フリートークは人生の切り売り」Part2

映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』

(上映中~:TOHOシネマズファボーレ富山、J-MAXシアターとやま、TOHOシネマズ高岡)

公式サイト/https://www.jumanji.jp/

 

前作ジュマンジ / ウェルカム・トゥ・ジャングルから2年後、

スペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーの4人は大学生となり、

今も連絡は取り合いながらも、皆それぞれの道に進んでいました。

が、ニューヨークで学生生活を送るスペンサーはいろいろ上手くいかず、

マーサとの遠距離恋愛の難しさも感じながら地元に戻ってきました。

 

地元で他の3人が集まってもスペンサーは実家に籠って出てきません。

で、3人が彼の家に行くと、スペンサーがまたゲームの中に(゚д゚)!

壊したはずだったのに・・・、一人じゃゲームはクリアできないだろう・・・。

あの時は何もかもが「たまたま」でしたが、今は恋人で友人で仲間。

議論はあったものの、結局、今度は皆が能動的にゲームに入ります。

 

前作(面白かった!)を観ておかないと理解できない部分もあります。

マーサ以外は前回と別のアバターになって、フリッジなどは不満たらたら。

ただ、ゲームのルールはちゃんと説明してもらえるので分かります。

そして、今回はスペンサーのお祖父ちゃんエディと、

そのエディの旧友で今はお互いにわだかまりのあるマイロも巻き込まれ、

「自分たちがゲームの中にいる」ことがなかなか理解できないので、

若者たちが説明してくれて、初めての観客にも分かりやすくなります。

 

その若者たちは今だにあまり他の作品で観ませんが、

このシリーズはとにもかくにもゲームアバターがスター揃いです。

ドウェイン・ジョンソンほか、ジャック・ブラック、カレン・ギランなどなど・・・。

特にジャック・ブラックはやっぱり上手くて面白いです。

今回はフリッジ、マーサ、ベサニーが中に入る(?)ことになりますが、

その切り替わりが楽しいです。なので本作は字幕版で観るのが面白い。

と思うのですが、富山県での字幕版上映は今日(1/9)で終わりました(>_<)

 

前作から継続されている面白さ、今回から新しく加わる面白さ。

僕はテレビゲームをほとんどしませんが、ゲームだからこそのナンセンスと、

その中で展開されるリアルが生み出す面白さは理解できるし楽しいです。

そして、その新しいという点で、本作の主人公はエディおじいちゃんでした。

マイロとの確執、冒険の中での仲直りと別れ、ラストの男と女の雰囲気。

ダニー・デヴィート、やっぱり名優ですね。

 

今度こそあのゲームには戻らないと誓ったスペンサーたち4人ですが、

ゲームの中からダチョウの群れが現実にやって来てエンドロールとなりました。

これは続編がありそう。でも、どうなっていくんだろう・・・。楽しみです(^^♪