生き金と死に金
あなたはお金についてどこまで知っていますか。
現在使用可能なお金はどのぐらいあると思いますか?
【日本銀行 現在有効なお金】
私も全部を把握していませんが、たくさんあります^^
それぐらいお金は身近な存在であるはずなのに、知らないことがたくさんあります。
昔からお金の話は汚いことだ、というような風習があった原因もあります。
でもそれはお金が汚いのではなく、汚いと思うその心が汚いんです。
なので、その話は一種のタブーのような暗黙の了解があります。
でも、知らないものを使うことっておかしな話ですよね。
なんでも使うものってどう使うか調べたりしますよね。
でも、お金に関してはあまり調べる機会ってないですよね。
あなたは投資と消費の違い、分かりますか?
お金には「生き金」と「死に金」というものがあります。
生き金とは、自己投資や価値のあるものへの投資、自分が満足した場合に支払うお金など。
逆に死に金とは、ムダ遣いや貯金ばかりして活用されないお金です。
これは同じお金でも全く使われ方が違います。
生き金として使っている人は、お金についてとてもよく理解している人です。
それにはまず、投資と消費の違いを知らないことには始まりません。
アメリカでは幼い頃からお金についての勉強をしています。
日本では消費についての勉強はしますが、投資についての勉強は
まだまだ足りません。
お金を愛しているとお金は集まってきます。
逆にお金を愛していないとお金はなくなっていきます。
無くなっていくということはお金を使っているのではなく、
お金に使われているんです。
よく「お金持ちはケチだ」と言いますが、ケチなのではなく、
使うべきところをわきまえているんです。
ムダな消費には使わず、投資に関しては積極的です。
なので消費する人からケチに見えることも、お金を愛してるからこそです。
稼ぎたい、裕福になりたいと考えるのであれば
投資の勉強は切っても切り離せない大事なことですね。
ビジョンへの投資
自己投資のできる人、できない人。
投資とギャンブルの違いとは
リスクの管理
欲を制する
株の格言にこんな言葉があります。
「敗者は希望を買い、勝者は希望を売る。」
私はこの格言が好きなんですが、
一見、なんで希望を買うのが敗者なんだって思いますよね。
株を買うにしても売るにしても、はたまた持っていても、
常に 『欲』 との戦いです。
希望を買っている状態は「欲」に負けていることを表します。
欲に勝った時こそ勝者だと言うことですね。
株を買う時は上がるのを見越して買いますよね。
売る時は下がるのを見越して売ります。
そこに「欲」っていう概念が加わると、もし持っている株が下がった場合、
「もしかしたらまた上がるかもしれない。」
「損失を取り返せるかもしれない。」
持っている株が上がった場合、
「もしかしたらもっと上がるかもしれない。」
「ここから何倍にもなるかもしれない。」
そう思って持ち続け、そのまま大損することは多々あります。
株をやったことがない方には分からない面もあるかもしれませんが
直接的なお金が関わってくると、人は欲を制御できなくなることがあります。
感情的になると物事を冷静に判断できなくなります。
それはビジネスに於いても同じことが言えます。
お金は大事ですが、私利私欲ばかりにとらわれると、自己中心的な考えになります。
人のものまで奪う、詐欺をする、など。
そんなことをしたところで一時的なお金は入ってくるかもしれませんが、
継続的ではありませんし、良い人間関係はつくれません。
私は財産はお金ではなく、人間関係だと思っています。
稼いだ人を見て、凄いとは思いますが、偉いとは思いません。
人を幸せにすると勝手に自分にも入るようになります。
むしろ自分の利益なんて一番最後でよいというような考えで人に接したら
それは相手にも伝わりますし、本当の信頼関係が作られます。
目先の欲にとらわれないで、常に冷静な立ち回りをしていきましょう。
結果を見るか、ビジョンを見るか
これからビジネスをしようとした場合、
参考にする人やパートナーがいるとビジネスもスムーズです。
そんな時、例えば既にとても稼いでいる人と、
まだ稼いでいるわけではないけれど大きなビジョンを持ち
それに向かって行動している人、どちらと一緒にやりたいですか?
答えは人により違います。
それでは質問を変えます。
既に稼いでいる人とまだ稼いでいない人、どちらが話を聞いて
説得力があり、参考にしたいと思いますか?
多くの人は稼いでいる人の意見を参考にします。
それはなぜか。
それは既に稼いだ実績があるからです。
実績のある人は認められます。
でも、もしこれから自分でビジネスを考える場合は異なります。
これからやっていこうという場合、先のことは未知数です。
なので、今までうまくいった人がうまくいく保証はありません。
答えは、両方の話を聞き、自分で考えて答えを出すことです。
実績を出した人の話というのは鵜呑みにしてしまうことは多々あります。
しかし参考にすべき所はその人の考え方であったり、これからのビジョンです。
今までこんなことをやってこんなに稼いだ、といった話を聞いた所で
これから先、同じことを始めて稼げるわけではありませんよね。
今までの話はそれこそ参考程度、大事なのは色々な人の意見から
自分で考え、自分自身のビジョンに向かって行動することです。
分からないことはすぐに聞く
世の中には自分の知っていることよりも
知らないことの方が多いですよね。
その中で、自分の知らないことを知っている人がいた場合、
すぐに聞く人と、聞かない人がいます。
すぐに聞ける人は知ろうと興味を持っているので
それが知識となり、その後の役に立ちます。
でもその場で聞けなかった人はその後も同じ話が出た時に
まだ知らないままです。
それか勘違いをした解釈で誤解をすることになります。
自分で何かを始めようとする場合、知らないことばかりです。
最初から全部知っている人なんて存在しません。
中には聞くのが恥ずかしいからか、聞かないで流してしまう人もいます。
せっかく知るチャンスを得た時は聞いておいた方がいいです。
これからどこかで役に立つ情報かもしれませんし、
大事なことになるかもしれません。
興味範囲の視野を広げてなんでも聞く習慣を付けると
成功にまた一歩近づきます。
口説きのテクニック
私の友人に、とても異性にモテる人がいます。
数日前、一緒に飲む機会があったので、その辺を探ってみようと
注意深く見てみました。
まず会った最初の一言が、
「そのジャケット高そうだね。いいの着てるねぇ。」
と言いました。
別に高くもなんともないジャケットなので
「いや全然安物なんだけど。」といった感じで流したのですが
こういったことをさらっと言うところに興味を持ちました。
私の親の友人で旅館を経営している方がいるのですが、
とても多くのお得意様を作っている人です。
その方は営業周りに行く際に、まず誉めるところを
探すそうです。
友人にそんなことを言われた時に、ふとそのことを
思い出しました。
多分それほど意識しないで普段と同じように接していたと思うのですが、
そういったことで相手の興味を引けることが
無意識に体に染みついているのだと感じました。
全くわざとらしくなく、とても自然でした。
誉められて嫌な思いをする人はいません。
誉められたり認められたりしたら嬉しいですよね。
人付き合いが上手な人は人を誉めるのがとてもうまいです。
自分が言われたら嬉しいこと、それは相手も同じです。
相手がもし自分だったらどこを誉めてもらったら嬉しいですか?
人を誉めるのに慣れていない人は、意識的に相手の良い所を探すといいです。
それが習慣になってくると自然に人を誉められるようになり、
あなたの周りに人が集まってくるようになります。
異性を口説くとき、友達を作るとき、営業するとき、全てに使えるテクニックです。
やったことがない人は今すぐ始めてください。
やっておいて損はありません^^