岡村まきすけのファンク☆酒場 -3ページ目

僕がDavid Bowieを好きな理由★

David Robert JonesからDavid Bowieに改名したこと

左目の瞳孔が開きっぱなしで右目と色が違うこと

息子にZowieと名付けたこと(注1)

”Changes”(1971)を創ったこと


”Changes” (1971)の歌詞通り最後の最後まで変化を恐れなかったこと

ウォーホールのファクトリーでマイムを披露したこと

そのマイムが映像で残っていること

『Ziggy Stardust』(1973)というグラムロックなんてカテゴリーに収まらない
劇的な名作を創ったこと


Ziggyになりきったこと

Ziggyを葬ったこと

早い時期から日本を愛してくれたこと

『Diamond Dogs』(1974)でカットアップ手法(注2)で歌詞をつけたこと

Soulミュージックを愛し『Young Americans』(1975)を創ったこと

John Lennonと”Fame”(1975)を創ったこと

ベルリン3部作『Low』(1977)・『”Heroes”』(1977)・『Lodger』(1979)
を創ったこと

『”Heroes”』のジャケットに鋤田正義さんの写真を使ったこと

”Ashes To Ashes”(1980)で、最初のヒット曲”Space Oddity”(1969)に
出てきたTom少佐が
ジャンキーだったとオチをつけたこと

”Ashes To Ashes”(1980)の美しすぎるPVを創ったこと

『戦場のメリークリスマス』(1983)に出演したこと

『Let's Dance』(1983)以降10年、絶不調だったこと

Tin Machineをやったこと

『Black Tie White Noise』(1993)で復活したこと

Imanと結婚したこと

ストーリー性の強い『1.Outside』(1995)が5部作の予定だったのに1作きりになったこと

『バスキア』(1996)で、ウォーホールを完璧に演じたこと

”Where Are We Now”(2013)で、10年の沈黙をいきなり破って復活したこと

『The Next Day』(2013)のジャケットに鋤田さんに連絡せずに
『”Heroes”』のジャケットを再使用したこと(お互いの信頼の証)

自分の死期がわかりつつ僕らへの最後のメッセージ『★』(2016)を創ってくれたこと

死の直前までデモを創りスタジオ入るつもりだったこと

サーの称号を受け取らなかったこと

密葬を希望し静かに旅立ったこと



・・・キリないのでこの辺で★



注1:現在はDuncan Jonesとして映画監督で活躍中
注2:単語やセンテンスをバラバラに切り取ってシャッフルしランダムに選んでそのまま歌詞にする方法

David Bowieと私★

一昨日、突然飛び込んできた悲報。

 

David Bowie has gone.

 

僕の中で最初の洋楽のヒーロー、
そして今でも問答無用に好きなアーティストが亡くなりました。

 

久々のブログで、あまり楽しい話題ではなくて申し訳ありません。

ましてや、P-FUNKの時のように一緒の写真なぞあるはずもなく、

ひたすら私的なお話となります。

David Bowieと私★

…正確には
”私にとってのDB
か。

 

今回はその出会いなどをざっと書いて、

次回はどこが魅力的だったかを書きたいと思います★

 

 

中学2年、それまで全く興味の無かった音楽(洋楽)に目覚めた僕は

いろんなアーティストを聞いていきました。

DURANDURANが自分で買った最初のCDでしたが、

そのルーツ的に名前が出てきたのが彼の名前でした。

 

David Bowie

 

名前がもう、かっこよかった

今思い出したけど、ホンマにこの名前がまず好きになった。

曲聞いたことも写真も見たことなかったのにw

 

で、実際写真見たらびっくりする位かっこええし★

 

でもね、僕が知ったのは

アルバムNever let me down1987

の言わば下降期。

正直、このアルバムは”Grass Spider”くらいしかぴんと来なかった^^;

 

しかし、同時期に運よく手に入れたのが当時1,000円で売られていた

廉価盤のコンピベスト★

変なCDで、選曲もいいし”Heroes”はフルバージョン、

Space Oddity”に至っては、未だBOXセットのSound+Vision1989
でしか聞いたことないデモバージョンが入っていましたw

 

そこで初めて聞いた

Heroes

Starman

Ziggy Stardust

がホンマに衝撃的で

「コレか!!」と★

 

折しもご本人はTin Machineのバンド活動でリハビリ
(個人的には好きなんですけどね)中でしたが

なぜか突然ソロで”Sound+Visionツアー”(1990)始めたりね。

東京ドームのライブ、録画して何回も観たなぁ★

 

この時期、EMIから過去作品の再発がはじまりましたね★

70'sBowieのアルバムはやばい”と文字情報だけは入ってきてて、

とにかく飢えてたので嬉しかったです★

なんかね、3枚づつ位再発されて、応募券送ったらテレカ(!)
もらえたんですけど、3種類持ってますよ、ええw

 

考えたら、”Sound+Visionツアー”は再発の販促以外の何物でもないですが、

「これ以降、もう過去の曲はやらない。」

とか、またかっこ良かったんですよ★

 

まぁそんなわけ無く、その後のツアーでも何の屈託もなく昔の曲やって

みんなコケてましたけどね、このツアー当時はマジやったと思いますw

 

とまぁ、周りで誰も聞いてないBowieを一人で掘り続けてたんですが、

この時期はやっぱり”昔すごかった人”のイメージ^^;

 

まぁTin Machine Ⅱ1991)のツアーで初めて生のBowieを観て、しびれまくってましたけどねw

 

とにかく、Let's Dance1983)以降の10年はポップスターごっこになじめず、

自身のクリエイティビティを取り戻すのにホンマに必要な期間だったんでしょう。

(のちに自分でも公言してました。)

 

ホンマに凄みを感じたのは実はここから★

 

僕が大学生の時にでたアルバム

Black Tie White Noise1993

は、”Bowie is back!

と大々的に受け入れられ、僕も大いに刺激を受けました★

 

そしてこれ以降は、いろんな要素取り入れつつ、Bowieらしい冒険を最後まで貫いてくれました★

 

ライブもね、

Outside1995)ツアーとReality2003)ツアー行きました★

前者は仕事で30分ほど遅れて行って半泣きでした^^;

この時は過去の曲のアレンジも攻めてる感じで

実験的な要素の強いOutsideの世界観に合っていましたね★

先に触れた”Sound+Visionツアー”で、”もうやらない”

と言っていたのも影響していたのかどうかはわかりませんがw

そしてこの時期はTin Machineのギタリストでもあった
Reeves Gabrelsの影響が大きかった。

打って変わってRealityツアーは昔の曲もオリジナルに忠実で
リラックスしたライブ★

どちらも文句なしにかっこよかったです★

 

今回の訃報を聞いたとき、Realityツアーの後半で
心臓発作で倒れたことが頭をよぎりましたが

まさか癌だったとは・・・。

 

前作THE NEXT DAY2013)はそこから10年のブランクからの復活、

しかもまったく告知なしからのアルバム発売という
センセーショナルな復活でしたが、感動的な内容でした★

 

そして今年最新作『★』69歳の誕生日1/8に発売直後の1/10
正に一つの時代が幕を閉じました。

このタイミングも神がかってますよね。
(ご他聞に漏れず、このタイミングの良さ、色々ホンマか仕掛けか
噂も立ってますがこれも含めて彼らしいw)

病気と闘いながら、Jazzのミュージシャンを起用しての実験的アルバムの作成、
PVの撮影、オフブロードウェイミュージカルの制作・・・
ホンマに最後まですごい方でした★

心よりご冥福をお祈りします。

 

R.I.P.  David Starman Bowie

イベント諸々終了☆o☆

梅雨かって位、ぐずついた天気が続きますがお元気ですか?

つい先日までイベントが続き、じんわりとずっと忙しくしていたので

久々のオフは外へ出る気力もなく、家でせっせと溜まった写真の処理をしていました^^;

休んでへんw

 

まずは、8/23THE 黒帯】のイベント

THE 黒帯 クロニクル』

これまでの歴史を振り返りつつ、SANOROCKミニライブや、

お客様からの質問コーナー、次回予告と気が付けば

クロニクル
2時間半w

だいたい、毎回作品は90分前後なので本番より長いイベントとなりました^^;

暖かく受け止めてくださった参加者の皆様、本当にありがとうございました☆

今後とも、【THE 黒帯】をよろしくお願いいたします。

 

そして、8/309/1『ノーコモン』での写真のグループ展☆

ノーコモン1

なんせ初めてのことで、諸々不安もありましたが、99様の面白い展示になったと思います☆

ノーコモン2
全員いませんけど^^;

で、デザインフェスタギャラリーさんのブログでも紹介していただきました☆

記事はコチラ

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました☆o

次回はもっとたくさんの方に見ていただけるよう頑張ります☆

 

そして、9/5は月イチのイベント『アタックオールドヤングVol.9

今回は、主催の一人・怪盗銀次郎さんの生誕祭ということで、

なんと北海道からお母様をお呼びしてのツーマンw

“ロックンロール以外は全部嘘“(←会場のバーです)で、演歌を聞くという斬新な時間でした☆

いやしかし、非常に魅力的なお母様でした☆

 

いや~、それぞれに反省点も多数ありますが、とにかく今は台本のある芝居がしたいw

11月の【THE 黒帯】本公演
ACROSS THE UNIVERSE
に向け、集中していきたいと思います☆

 

そして、このほかにも大阪で学生時代から滅茶苦茶お世話になった先輩と、

gms
最近その先輩に紹介してもらった若手と2連夜飲めるという
非常に気持ちの良い時間があったり

9/4Facebookで企画されたイベント

P-funk Night Vol.2~ファンクだよ全員集合!

でこちらも気持ちよく大音量でP-Funkを楽しめたりと充実した夏の終わりでしたよ☆

ひとまずご報告まで^^;
詳細は余力あるときに☆

May Da FUNK Be With Uo