原稿をソーシン!して、とりあえず昨日を夏休みにし、
コピー原稿を書いて、請求書を出して
ぐっすーーーり眠れるはずだったのに。
なんか色々考えてたら、目が冴えてしまって、
結局朝まで思考が地球をぐるりと一回りしてしまいました。
あらら、気が付けばもとの場所に戻ってる。
と思ったのですが。
いろいろ考えただけあって、
もとの場所に戻ってるようで、
思考はちゃーんとらせん状に上昇して、
見おろす位置は同じでも、
ちょっとだけ高い視点から物事を見晴らすことができた気がする。
ね、虎さん。
暑いニャ!
そうですね~。
この世の中に大切なことは山ほどあると思うけど、
自分の気持ちほど大切なものは他にないかなと思います。
自分が不幸だったら、周りも不幸だもんね。
良く言われることだけど、実感できたのって大人になってからです。
自分の気持ちって中々見えないことも多いんだけど、
耳をすまして、目をしっかりみひらいて
心の淵にたって奥底を覗いてみると、
何かしら見えてくるものがあるものですね~。
他者との関係の中で、
ああしてほしい、こうしてほしい、というのは
たとえどんなに耳ざわりの良い言葉で飾られていても
窮屈なものだなと思います。
私は今の両親から、草原を走る野生の馬のように
かなり自由に育ててもらったことをとても感謝しています。
だから、できれば自分のそばにいる人々には
ああしてほしい、こうしてほしいという押しつけを
自分もまたしたくないと思っているのです。
その人の心の在りようをまるごと受け入れて、
少なくとも自分のそばではのびのびと過ごしてほしいと願っています。
でもこれは、どんなベクトルにも、
こうあってほしいと望まれたくない、好きにいさせてほしいという
わがままな気持ちの裏返しでもあるわけですが……。
自由に、のびのびと、いっしょに草原を駆るように
大切な人たちと日々を駆け抜けていけたらよいなと
朝方になって思いました。
だだっぴろいところ、境界線、区切りのないところ、
誰の土地でもない場所。
そういう景色が、何故か心の原風景にあります。
何度目かの人生で、そんな場所で暮らしていたのかもしれません。