臨床ヒプノセラピスト&公認心理師の真紀です。
ヒプノセラピーを受けに来られる方に
「自分に自信が持てない」
「自分が何をしたいのかわからない」
という方も多いです。
そう言った方も、セッション後は
まるで別人のように肌はツヤツヤに
目をイキイキと輝かせてお帰りなります。
実はわたしも３０代の頃は
自分に自信がなくて
高額セミナー、占い、海外留学と
自分のやりたいことを見つけるために
迷走していました。
でも、いっときは良くなっても
少し経つとスグもとに戻ってしまい
同じことを繰り返していました。
それがヒプノセラピーでわかったのです。
答えは自分の中にありました。
わたしは幼稚園から小学４年生くらいまで
場面緘黙症（ばめんかんもくしょう）でした。
場面緘黙症とは家では
とってもおしゃべりなのに
幼稚園や学校など特定の場所では
一言も話せなくなってしまう状態のことです。
強い不安からくる心因性の不安障害とされ
診断基準は知的にも器質的にも問題なく
1ヶ月以上話せない状態が続くとなっています。
（これも大人になって知りました）
中学、高校と進むにつれて
自然と普通に喋れるようになっていたので
自分でもすっかり忘れていましたし
幼稚園や小学校の記憶を
ほとんど覚えていませんでした。
それが、大人になった自分に
影響を与えているなんて
思ってもいなかったのです。
幼い頃の傷ついた自分のことを
インナーチャイルドと言います。
幼い頃は無防備で
いい影響もよくない影響も
スポンジのように吸収します。
ですから幼少期は心が深く傷ついたり
トラウマ的なことも起こりやすいのです。
わたしはヒプノセラピーを受けるたびに
漠然としたモヤモヤや生き辛さが
どんどんと晴れわたっていくのを実感しました。
今では幼い頃の出来事も愛おしく思います。
インナーチャイルドは
どなたにでもいます。
いない人はいません。
必ずしも癒さなければ
ならないわけではありませんが
インナーチャイルドを癒すことで
優しくて穏やかな愛の気持ちで満たされていきます。
インナーチャイルド・セラピーは
何度経験しても良いものです。
一枚一枚ベールが開かれていくように
本来の強さやしなやかさが現れてきますよ。
お読みくださいましてありがとうございます。
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