ここまでに至った病のはなし① | みやみの『住めばmiyako』

みやみの『住めばmiyako』

いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪

 

まあまあどうでもいい病の話をします。

 

 

◆◆



耳の手術は4月26日に決まりました。

 

特段だいそれたものではなく、日帰りというか所要時間は15分程度。局部麻酔(人によっては全身麻酔)で鼓膜に穴をあけ、へんてこなピンを挿入し、開放している(広がりすぎている)耳管を狭くするという極めてシンプルかつ原始的な方法です。

 

この治療法は数年前にようやく保険適用になり、まだ症例も少なく、執刀できるドクターも限られる中、幸い近く(都内)に専門医を見つけ、はるばる通院。そして初診で「コレムリ、手術一択」と言われ、やはりそうなのかと絶望しました。

 

そう言われてもできることなら、そんなへんなピンを一生耳ん中に入れておくというのも避けたいため、そのいっこ前の治療法でしのげるのではという悪あがきで、ドクターに「とりあえず●●という治療法を試してみたい」と申し出、その場で施術していただいたのですが、

 

それが、くっそ痛くてですね。

 

耳管咽頭口ルゴール処置てやつなんですけども、鼻ん中に超絶長い金属をにゅゅゅっと挿入されて、イソジンみたいな液体を注入、それが耳管で留まることで開放を塞ぐという治療法で、個体差はあれど効く人には効く。二日三日、長い人であれば一週間は効果があるということで、

 

それが効くならシュウイチで通う!

それで手術が回避できるなら痛くてもあたし我慢する!

 

と、確かにルゴールを注入した直後、ひっさびさの耳のクリアさにむせび泣き、これでなんとか「長い人」になればいいなー、それが三日だって夢のようだわ、そしたら通院で処置していこう、とうきうきで帰路に就く途中、

 

あっさり耳管がパキっと解放。

ものの15分で夢から覚めました(号泣)

 

もうここまできたら他に手段なし。やるこたやった、我慢も限界。これは手術するしかないなー、とそのリスクや確率をしみじみと検証。ようやっとエイヤで踏み切った次第です。

 

と、これが発症から八か月後の結論。

 

実際、日々惑い、悩み、思案し、謎の別の治療院にも足を運び、一時は自分を見失いかけもしました←(後述)

 

そんなクソめんどうな「耳管開放症」のはなし。

 

自分がその情報を求めて、この八か月いろいろと検索しても、なかなか多くを得られなかったため、


もしか必要としている方がいればと、もう少しつづきます。

 


 

そしてこちらはここまで育った病です