あの頃の春にいる | みやみの『住めばmiyako』

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いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪

 

きのー久しぶりに逆上がりをしたんですけども

あまりの変化のなさにびっくり。

 

これな








 

そろそろできるよーになってんちゃうかと

おもったじぶんを殴りたいw

 

ええ、月日も三年経過すれば

桃栗あたりは実をつけて

中学生は卒業し

浮気くらいは大目にみる仲になる、というのは戯言で(なにそれ)

 

まあまあ、

それなりに変化もあろうと期待する年月ではありますのでね。

 

だがしかし未だ逆上がりができないわたし。

3.5くらいをうろうろしてんのも変わらず

仕事も住処も環境も

ほぼなーんも変化ないこの数年。

 

そんでも変わらず走っているってことは

しあわせなのかもしれません。

 

 

◆◆

 

 

この時期になると思い出すのは、

あの数年前の春のこと。

 

「緊急事態宣言」

という聞き慣れない言葉を耳にして

これからどうなっちゃうんだろうと

ぼんやり考えながら帰路につき

めっちゃ入念に手を洗い

繰り返し流れるテレビ画像を現実味なく観てました。

 

はしっててもいいのかな

どうしたらはしれるのかな

 

そんなことばっか考えて

みんなでいろいろ考えて

バフをしたり早朝にはしったり

コースを変えたり距離をとったり

 

ランナーがそれぞれじぶんなりの結論で

はしっていたあの頃のこと

思い出すとこころがぎゅっとなりますね。

 

レースもイベントもなんもなくて

仲間と走ることもできなくて

ひとりで50キロ走ってパン屋に行ったり

誰もいない公園で逆上がりしたり

 

なんだか笑っちゃうくらい孤独だった

けど

それでもずーっと走ってきた。

あのとき、わたしに「走ること」があってよかった。

いまこころからそう思う。

 

残念ながら数年経っても

未だどこにもたどり着けていないけど

 

ええ、ちっとも速くもなんねーし

可愛さは劣化もさほど変わってねーし

逆上がりもやっばりできねーけど

 

いまこうやって当たり前のように

レースに出たりみんなと集えたり

旅行に行けたり笑いあえたり

 

数年前に夢見ていた春にいること。

そんな中しつこく走っていること。

 

きっとしあわせなんだと思う。