一年後のサクラ | みやみの『住めばmiyako』

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いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪

 

当たり前ですけどもさいきんは

いささか飽き飽きしています。

 

なにってまいんち150分ジョグ。

なにがかなしゅうて2時間半も

ひとりで土手っぺりを眺めているのか。


そんなとき

 節分「川沿いをまわるとプラス1キロとれますよ」

 

と、この前みずさんが教えてくれたので、

ちょっとコースを変えてみたら、

これがまた実に気持ちよくてですね。

 

ン十年も川崎に住み十数年も走っていながら

こんなコースがあるとは知らず

水辺が涼やかでとても新鮮。

 

かるがもさんもたくさんいるよ🦆





大回りしてからいつものコースへ。

やや葉桜になりつつある土手。

 

この、終わりかけがちょっと切ないですね。

また来年、この満開に会えるといいなあ。

 



 

 

桜桜

 

 

 

そんな今年の桜ですが、あいにく母には間に合いませんでした。

 

あ、すみません。不吉な言い方ですが、母は元気です、ピンピンしてます。

 

ただ、ちょっと一月終わりころ室内で転びそれで入院したりと、身体面に不安があったため、退院と同時にしっかりとリハビリをしてもらえる施設に入所させ、ここ二か月弱お世話になっています。(なのでもう過去の話ですが、今年も別大の神様はいました。またあやうく出走できないかとオモタ)

 

当初はそこまで長い期間、滞在させる予定はなかったのですが、これまたこのタイミングで同居の姉に、手術を伴う病気が見つかり、その通院やら入院やらで、母を家に帰すことができず、予定外に長くなってしまいました。

 

今年は存外、開花が遅かったので、一緒に観に行けるかなとおもってました。桜の咲くころには家に戻れるだろうと、姉とも話していたんですがね。

 

一昨日水曜日の面会時。

 

一緒に持参したおやつを食べながら、もう桜は満開だよと携帯の写真を見せたところ

 

あらまあ、もうそんな季節?と、なぜだかいつでも「冬」と思っている←母は、その満開の桜に驚いた様子で、きれいだねえとしばしうっとり。ホンモノを観せてあげられなくてごめんね。

 

そしてわたしも思い出す。

 

昨年、一緒によちよちと近くの小学校に桜を観に行ったとき、あと何回一緒にお花見ができるかな、と一瞬胸をかすめたその日のこと。

 

そう思いながら、いつもどこかでは信じてる。

これが最後なんかじゃないってこと。

 

だからそのときも、「寒い、もう帰ろう」とぐずる母に「しかたないなあ」と適当で切り上げ、一番見事な場所まではいかなかった。

 

また来年ってどこかでいつも思っているから。

また来年くればいいかって。

 

未来のことはわからないけど、ものごとは想いの強いほうに流れるのなら。

 

「来年は一緒に観に行こうねえ」

 

またまた取り寄せたシーラカンスモナカを頬張っている母に畳みかける。

 

「え、寒いからやだよ」と昨年と同じセリフを口にする母。

「うるせー、行くぞ」と口の悪い鬼娘←

 

来年は一番きれいな場所まで連れて行くんだ。

そんな一年後をつよく想う。