雨の中ぽくぽく考えました。
なんかこんなコンディションだったの
遠い昔あったなぁ。
オニ寒いまではいかなくて
けどしっとりしっかり雨は降ってて
なんとなく春の気配もしていた
あの遠い記憶の雨のレース
いつものコース六郷⇔丸子橋
75分ちょっきりで取り返し
少し口寂しくなってきたので
口ん中飴玉を放り込んだところで
あ!
静岡マラソンだ!
思い出したのは2014年
第一回静岡マラソン
たしか開催は三月上旬
あの日もしとしと雨が降ってて
なんのプランもなしに走り出して
途中でメンズ二人をナンパし
3.5ペースにのっかって
(そのときのPBは3時間46分←)
心折れかけた30キロ過ぎ
もはやこれまでとおもったとき
「今日のコンディションで3.5とれなかったら(この先も)難しいかも」
と
メンズのひとりがおっさることに
むしろ
このままいったら3.5とれるの?と驚き
海岸線を行ったり来たり
(そのときはとんでもねえコースだったのだ)
いちごも取らず給水もできず
唯一受け取った一粒の塩飴
それのみで必死に走りつづけ
(ジェルを携帯するという技も知らんころ)
最後の直前、見えた時計
3時間29分なにがし
初めてサブ3.5できた瞬間でした。
以来、
わたしのポッケには
なにはなくても塩飴を一粒
こいつに助けられたなぁと
メイタンよりマグオンよりこころづよい味方。
これを口に放り込むと
あのときの記憶がよみがえる。
あの日のじぶんを思い出す。
ああ、がむしゃらに走ったなぁと。
この甘さがね
その一粒がね
わたしの青春の味なのだ。(やっすw)