こちらの準備は万端です。
手元だけ開花した今年のサクラ
土手ではまああったくその気配なく。
てか
ことしの三月寒すぎません?
未だに腹巻が手放せないなど
どーゆーこっちゃ責任者でてこい(そればっか)
今朝だって昨日の今日だから
なんだか脳内だまされてっけど
「強風」レベルの風だかんな!(昨日は爆風)
おかげで本日も北に進路をとり
強風の中唱える呪文
「あっこまで行ったら折り返し」
「らいしゅうんなったらあったかくなる」
「ついでに足も速くなる」(なりません)
早くこの道がピンクに染まる春の到来を祈るよ
(足の速さはもっと祈る)
昨日は姪っ子の卒業式でした。
無駄に永いこのブログ中、当初は小学生だった彼女。初期から読んでくださっている読者さまにはお馴染みの「はあい、わかいまった」との名言を放っていた、あの子もいよいよ社会人です。
※「はあい、わかいまった」とは何か諭され(叱られ)たとき、彼女がいつも飄々と口にしてた言葉。以降、このブログ内では、ぜんっぜんわかってねーときに使うテキトーな返事w
ちょうど最初の緊急事態宣言が発令された春に、高校を卒業、大学入学。本来ならば新しいキャンパスで青春を謳歌しているところ、自宅でひっそり過ごしていたという、不遇な学生時代を過ごした一人です。
そのため、親(姉)はようやく娘のセレモニーに立ち会える日を迎え、その晴れ姿に感無量。ええ、高校の卒業式も大学の入学式も出席できなかったものですから、最後の最後に見送れてよかった。ほんとうにこれが(通常でいけば)人生最後の卒業式ですからね。
かくゆうわたしも、なんだかんだ、「あのクソガキ←がいよいよ社会人か」と、叔母ながらにこみあげてくるものがあり、
「はあい、わかいまった」と、ぜんぜんわかってねーなおめえとド突きたくなるよーな顔してた頃とか
小学校の帰り道「ちくしょー!ちくしょー!」と言いながら半泣きで歩いていたこととか(いったい誰になにをされたんだw)
事務所を手伝ってくれたお駄賃の500円玉を大事そうに両手で握り「あんまん買ってかえろうねえ」とおかやんと嬉しそうに話していたときとか
おそらく親であればその何百倍もの思いでがあるとは思いますが、わたしにとってはたったそんだけでも、「それがまあ立派に育ちやがって」ときゅゅっとなるような記憶なのです。
昨日は、強風で電車が遅れたー!!と息を弾ませておかやんのところに(いま施設にいるのだ)面会時間ぎりぎりで袴姿を見せに駆けつけてくれた彼女。
それを嬉しそうに眺める母に、わたしもつい泣きそうに。
この日に間に合ってよかったなあ、と縁起でもないけど思ってしまう。この次、この子が晴れ姿を見せるのは結婚式か?それまでおかやん大丈夫かなあ←
未来しかない彼女
余生しかない←我々にその姿は眩しすぎる
いいか、これからは
わかんないことは「わかんない」と言い
悔しいことがあったら陰でやり返すときに戦って
あんまんに肉まんを添えておかやんに買ってあげて
人にすごいなんて思われなくていいから、
あいさつができて
健康で素直で
ひとのために泣いたり笑ったり怒ったりできる人間に
叔母さんはそれだけを願います。
卒業、おめでとう。