じっさい地味にひねくれてるので近年クリスマスが嫌いでした。
どいつもこいつも浮かれやがって!
サンタなんざいやしねーよ!(じぶんの場合)
と、街がキラキラする季節になると、若かりし頃は大好きだった季節もなんだか疎ましくなり。
だがしかしそれが今年になると、どうしたことかわくわくしだし、ツリーなんか目にするとじわっと心に響いているじぶん。
なんでかなーと思うところ
それはおそらく歳のせい←
あと何回この時期を迎えられるかとおもうと永遠ではないと感じるお年頃。
そんなわけで指にもクリスマス。
うん、確かにこのシワは長くねーなw
南伊豆レポつづきます。
おうどんエイドを後にして、次は石廊崎のオーシャンパーク。少しわくわくしながら進みます。
正直、そこまで行けるとはおもっていなかった負傷兵。けれどできるならたどり着きたかったその景勝地は、
うん、やっぱり見事な風景。
(らんな〜さんの写真無断←借用)
ここはスライドになっているので、折り返してくるキングにとらえられ、ほどなくしてあっちむさんともスライド。
かんぜん歩いてますねw
とったんまで行き、戻ったところのカレーエイドで、昨年同様Kさんとばったり。よくもまあ、二年連続同じエイドで一緒になるなど。お互いぜんぜん成長してませんねw(ふたりとも昨年とおなじウェアだしw)
昨年
今年
そこからはしばらく長い上り。
歩きはじめる人も増えてきますが、リタイヤ覚悟で臨んだわたしは歩くくらいならそこで止める、と、ここは意地ではしり倒し。その無駄な意地があとあとの借金になってたのかもしれませんw
そしてしばらく進んでいくと、もう一つの南伊豆の景勝地、なんちゃらの鐘がある丘の上にざくざくと上らされ上ります。
三年前ここで撮った写真が公式ホームページの表紙を飾った思い出のばしょ。
これな
今回は一人でさみしく撮影。バフをしていないところに年月の流れを感じますね。(ついでにわたしの劣化も著しいですね)
そうして、丘をのぼり下り、いよいよ自分の足の限界が。打撲の箇所はどーでもいいとして、左足首がやられてきているのを感じ、むねん、これまでかと腹をくくります。
ただ、そこでリタイヤするとしても、スタート地点に戻る足がないんですよね。公共機関があるわけでもなく、関門までにはまだまだ遠く、また関門までたどり着いたところで、閉鎖時間までは2時間以上あるとな。(金沢の二の前)
ならば、自走で戻れるところまでは進もうと決意し、地図とにらめっこ。
そうして、六個目の旧ダイドーエイドまで無たどり着き、
おそらくここで見納めになるかもしれない海にお別れを告げ、毎年楽しみにしていたイノシシ汁エイドへ。
ここでところてん(黒蜜)をいただき、
結局ここが最後のエイドになるだろうと推測。次の分岐点で左に曲がってしまうと、スタート地点から離れていくため、ここで離脱と最終ジャッジを下しました。
ここ
そこはイノシシ汁エイドから2キロほど進んだ分岐点。ここで係りの人にリタイヤを告げて、ゼッケンをはずし、コースに一礼。
偶然通りかかったKさんに心配していただきながら(ありがとうございます!)「ここからスタート地点まで走っていきます」とスタッフさんに言うと、
「え、ここから8キロありますよ」
え、こっからまだ8キロもあるの?(´・_・`)
そんなら次のエイドまで進めたわと、うんざりしながら誰もいない道を一人さみしくはしり出します。
そんでもこれしか選べなかった。
これが次に繋がる選択だった。
我が南伊豆に悔いなしです。
(つづく)