みやみ、ほたるいかマラソン走ったってよ③ | みやみの『住めばmiyako』

みやみの『住めばmiyako』

いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪

あの日富山で買ったシャツを本日おかやんに譲りました。


これな




寒さに凍え飛び込んだ無印。長袖ならなんでもいいやと適当に選んだものだったけど


いざ着てみるとなんということ。


ナニコノ着心地。

軽くてあったけー!


さすがは天下の無印さん。そのコスパとクオリティたるや神!


そして着ているそばから「コレ、おかやんにあげよう」と思うわたしも天使ようだ昇天


案の定「もったいないわ」とタンスに仕舞い込む母に、「じゃあたしが着るから返せ」と脅すと、ヤダヤダ怒りと取り返そうと引っ張りっこ。


ようやく大人しく羽織る母を見て、ああ、わたしはたぶん、富山に行くたび、その駅前を通るたび、思い出すんだなぁとおもう。


そこでシャツを買ったこと

そのシャツを母にあげたこと

そしてそれを羽織る母の姿


それがこれから楽しみにもなり、それがいつかとても大切なものになる。



◆◆



レースレポつづきます。


その①



その②





10キロ手前だったでしょうか。あ、パンダーニ!と言いながらわたしをパスしていく女性が。その後ろ姿を見てみると、彼女は上下パンダーニ。


そうそう、特徴あるウェアを着てると、つい声をかけたくなるし、自分とお揃いだったりすると、親近感湧くもんね指差し(ジンガーとか旬スター


その軽やかな走りを追っかけながら、しばらくぽくぽく進んでいくと、前方からランナーがちらほらと見えてきます。


ここでようやくスライド区間。そして近づく跨線橋。


この辺の人はどのくらいのタイムなのかなーと横目で様子をうかがっていると、


あ、足柄T!ひらめき


ちょうどこちらが上ってるところを、軽やかに下ってくるキング宇宙人くん


足柄!ファイトー!と声をかけ、ヒィコラ上りきり今度は下り。そしてくるりと折り返しを過ぎた時、後方からスーッと小柄な女子が。


おおお、ここで女子に抜かれたか。てかここから上げていくって強いなーあんぐり


どんどんと離れていく背中を追っかけ、気がつくと15キロという標識。


ああ、もう15キロか、早いなー。

あとたった6キロなんてもったいないなー。


別にだからペースを上げるとか、ギアを入れるとかそんな余裕はまーったくありませんでしたが、


沿道の応援に手を振って、

ありがとうとお礼を言って、

見知らぬ街を気持ちよく走る。


こんなスペシャルな時間ってあるか?流れ星


そんなしあわせを噛み締めていると、17キロ地点で後ろから「みやみさんですか?」と。


振り向くとみどりのTシャツを着ている男性。そして「アオタイ出るんですか?」とおっさるので、「出ないんですよ〜」と言った後、出るんですか?と聞き返そうとしたら、あっさり千切られましたとさ泣き笑い(お声がけありがとうございます!アオタイ出るのかな?頑張ってください看板持ち


そして残り4キロちょい、カワケイ約4周弱、水曜練ならビルドアップするところ、ま、いっかとそのままステイ。


そしてタラコさんから前もって聞いていた、ラストの跨線橋を上ったところで、


「あと○キロ!1時間34分!」と沿道の方から読み上げが。


ちょうどキロ表示を見落としており、あと2キロ6分で行くのは無理ポ悲しいと絶望がよぎった直後『残り1キロ』の看板。


なんだよ!

ラスト1キロじゃねーか!あんぐり

(1.2キロ!と叫んでくれてた様子)


そこから100分の神様が降臨。ここでパンダーニの彼女と一緒になったので、「ラスト、上げていきましょう!」と声がけしてスパート。


キロ5を切って走れたら100分!ただそこのみを信じて、


走る

走る

走る


こんなに走れんならもっと早く頑張れよって話ですが笑、このための20キロなら全然悪くない。


そうして戻ってきた競技場。談笑しているキングと盟友Mさんに投げキスを押し投げ付け、最後の直線。


フィニッシュライン数mのところで、電光時計をチラリと見ると、示すはなんと「1時間39分54秒」!


ちょ!マテ、これ間に合うのか?きゃーー‼︎届け届け‼︎と大騒ぎでフィニッシュ。


た、ぶん、間に合ったはず。

見立て5mくらいだったし、

間に合ってる、はず。


手元の時計は1時間39分52秒。ロストタイムも数秒だったし、多分、いやきっと切れているに違いない。


そう信じて、ニコニコでキングのところへ。



ん、キレてねーけどな(´・_・`)むー




(つづく)