ようやく昨日、スクールウォーズの最終回まで観終わりました。(まだ観てたんかい)
花園での決勝戦。なかなか苦戦を強いられる中、川浜高校が勝利をもぎ取り、その歓喜の渦で幕を閉じ、こちらも胸が熱くなりました。
そんな最終回でのキーワードは、「信は力なり」
滝沢先生が生徒を信じる、その力こそが勝利を引き寄せるという、まさに学園ドラマにありがちの真髄が、静かにそこで語られていました。
そう、信じることが力になる。
信じるものが救われる。
僭越ながら今回、いわて銀河を走った自分に置き換えるならば、まさに「信は力なり」。
レースの前後、その途中を振り返ってみても、一瞬も完走を疑わず、ザン降りになろーとガス欠になろーと腹がどんなに痛かろーと、完走を信じて進み続けました。
そしてもう一つ、信じていたのは、
「どーせサブ10するんでしょ」←
信じたものは救われて、楽しい夏になるようです
◆◆◆
レースレポつづきます。
まだ暗い空のした、号砲を受けて進みだす我々。最初はキングと並走しながら、競技場の周りをぐるぐるします。
ほどなくして、後方から「みやみさんですか」との声掛けが。
今年の名古屋Tシャツを着たこれまたかわい子ちゃん序盤から嬉しいパワーをいただきつつ(ありがとうございます!)、4キロほどすぎて公道へ。
すでにキングの姿は見えず、ぽくぽくと進む一人旅。
いつもなら明けてくる太陽を見上げる頃と思っていると、ぽつりぽつりの雨脚が、気づけば土砂降り。聞いてねーよ!!
いつぞやからウルトラは大会当日の天気を、全くチェックせずにいるように。
降っても晴れてもウェアは足柄Tシャツ一択だし、どんなことあって走るって決めてるからどんな天候でも関係ないし、
そんな居直りの中、早くもぐっしょり濡れネズミチュウ
けど、ウルトラってそんなもんだよね、100キロも移動してれば場所も変わるし、半日もあれば天気も変わる、と、そこは経験値で深く考えず、雲が行き過ぎるのを待ちます。
その前後だったか(記憶あいまい)で、ポップさんを発見。
どこのウルトラも中止になり、唯一開催してくれた南伊豆みちくさ2020年で、それこそスタートからゴールまで、100キロもの旅をご一緒してくれたウルトラの盟友
やったー!今回もストーキングしよーと、束の間並走していただいた直後(少しの間でしたがありがとうございます!てか、結局ついていけないくらい速かったですね
)、右前方に見覚えある姿が。
おお!
あれはHくんだ!!
他でもない、わたしを最初にいわて銀河に引き込んだ張本人、地元ラン仲間のHくん。
すでにサロマにエントリし、いわてなんざ走る気などなかったところ、
「ここは5回完走するとギャラクシーとかいうのになれるんだって」というHくんの甘い誘いに、ついついHPを覗き、うっかり50キロの予定が100キロの部にポチ。
覚えているのは、そのときの会話。
「5回完走するって、実はすごいことだよね。これからの5年間、自分はもとより家族も健康で、その時期仕事も家庭も落ち着いていて、走れる環境が続いてなきゃいけないんだもん」
そう、それはまるで奇跡のようなものかもと。
その時はそんな未来は夢のようだった。
そんな数年を経てのイマ。
そう、それはきっと奇跡なんだな。
そんなHくんを10キロ手前で発見、地元仲間ながら久々の会話。
聞けばHくんもギャラクシーをゲットしてから、初めてゼッケンをつけて走るという今回がGMデビュー戦とのこと。
うーむ、実に感慨深い。
お互い、あの時の未来に立っているんだね
と、そんなことを話しているうちに、雨も上がって10キロエイド。
んん?
10キロエイドってこんなとこだっけ。
なんか毎年、ここでお腹いっぱい朝ごはんを食べていたような?
それでもまあまだスタートから一時間と少し。そこまでお腹も空いてないし、次のエイドに期待しようと素早く移動。
実はスタート前飲まなかった、アミノのジェル(赤いヤツ)を荷物になるからとそのまま5キロ地点のゴミ箱に投げていたわたし。
そんな自分を激しく呪う未来は、ザンネンながらもうすぐに(ガクブル)
(つづく)(まだ10キロw)