昨日から、何度もくる電話。
たいへん!明日、誕生日じゃない。
お昼、みんなでご飯でも行く?
ロイヤルホスト予約しようか。
あの子たち(姪甥)みんないるかなあ?
そのたびにわたしも同じように応える。
そう、明日は誕生日だよ
ありがと、でもね、お昼は仕事なの。
ロイヤルホストは予約いらないよ
あの子たちもきっと学校だよ。
じゃあ、どうする?と悩んでいるので
じゃあ、ケーキでも買っておいて、と
このやりとりを昨日から
何回も何十回も繰り返している我が親娘(笑)
最近はどんどん物忘れがひどくなり
つい一時間前のことを忘れてしまう母。
それでもわたしの誕生日だけは
しっかり覚えているんだよなぁ。
それを母なりに一生懸命
お祝いしようとしてくれている。
何度でも聞いていいよ
何度でも応えてあげる
そして何度でもありがとうって伝える。
こんなに深く
こんなに無心で
子どものことを思ってくれる人は
唯一親しかいないんだから。
ね、ケーキはホールがいいんだっけ。
それとも、一個一個で買ってく?
このやりとりもすでに四回目。
電話がなるたび、うおっちゃんが笑う。
今日は早く仕事を終えて、
早く実家にいってあげよう。
ちゃんとケーキは整えているか
リクエスト通り、買えているか。
本当はどっちだっていいんだけど
どっちだって本当に嬉しいんだけど
わたしがつべこべ言うやり取りも
母はなんだか楽しそうだから
手のかかる末娘でいてあげよう。
どんどん手のかかる母になっていくこの数年も
ずっとお祝い、させてやる笑
※と、昼間やりとりしてた母。買い物に出掛けたところまでは良かったんですが、肝心のケーキを買い忘れたと夕刻電話が笑。いよいよ甥っ子が手引っ張って一緒に買いに行ったとのことでした。(もちろんその間に何度かホールか個別ケーキかの確認あり笑)