人間等しく老いていく | みやみの『住めばmiyako』

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いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪

そいつを見つけたのは忘れもしない、2年前の朝でした。

なんの気無しに鏡を見ながら、髪をかき上げたところ、ナニコノ白いの?(´・_・`)

みると明らかな長くて白い毛。
こ、これが世間の言うところ白髪というものか?

体質的に?若白髪なるものとも一切無縁だったため、初めて見つけたそいつに動揺。だがしかし、ふと胸をかすめたのは、

あ、飛騨高山ウルトラの翌日だから?
あしたのジョーよろしく(古いよ)燃え尽きちまったってことかしら。(・∀・)うん

やだー、ウルトラって怖いわぁ、ここまでカラダを蝕むとは、もう100キロとか走れないわぁ

などと、思っていたわたしの平和なことよ。

以来別に普通に暮らしていても、たまにそいつがにょきっと顔を出し、

ウルトラ全く関係ねーw

人間等しく老いていくものだと、いくらかわいさと健康だけが取り柄のわたしでも、

ちゃんと歳は取っていくのねーと、しみじみ思った初夏でした。



◆◆


最近どんどん歩けなくなる母に、通わせることになったリハビリ。

もともと外に出ることを嫌い、イヤだと駄々をこねるので、

じゃあわたしも付いていくから
どんなところか一緒に見よう?

意地悪なおばーさんがいたり、
イヤだと思う何かがあったら
もちろん行くのやめようね

と、話すと少し落ち着いて、絶対一緒に行ってよ、と何度も何度も念を押す母。

そんな実家からの帰り道、ふとわたしは思い出す。

ああ、わたしは子どものとき、いったいどんなだったろう。

幼稚園に通うとき
小学校に上がるとき

おんなじように駄々をこねて、母に同じこと言われてたんじゃないかな笑

おかーさんかついててあげるから大丈夫
いじめっこがいたら守ってあげるよ、と。

今度はわたしがそれをする番。
あの時母がしてくれたように。

人間等しく老いていくもの。
わたしも母もきっと誰しも。

来週には手を繋いで、そんな新しい場所に
大丈夫だよと言いながら、二人で一緒にお出かけしよう。