わたしの別大2019(その4) | みやみの『住めばmiyako』

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いつか沖縄で開業する日を夢見て、仕事に遊びに全力疾走中♪

レースレポつづきます。

 

(その1)

(その2)

(その3)

 

◆◆

 

ハーフを過ぎると、少しずつ大分の街並みが見えてきます。

 

走りにくいバンクを過ぎ、少しなだらかに下る坂。

 

毎年のことですが、夢中で走る前半を終えると、ここでいったん自分のコンデイションを察知します。

 

つぶれた一昨年はこの辺から足が止まった。

好走できた昨年は全く疲れを感じてなかった。

そして今年のわたしはいかに?

 

大きく落ちる予感もなければ、調子がいいわけでもなく、ただまっすぐに進んでいるのみ。欲を欠かずに走っていけばたぶん完走はできるかな。

 

しばらくすると見えてくる二股。

昨日車で通った道。

 その時の会話を思い出します。


マサにぃ『どっちに進むんだっけかなー』

わたし「『二階堂』の看板に見覚えあるから、たぶん右」

サミー『看板なんかどこにでもあるわ』(´・_・`)(いじわるさみぃ)



↓(画像お借りしました)

 

 


ここで初めての補給食をイン。

 

いつもは15キロで一度とるジェルをすっかり忘れてハーフを過ぎ、それでも特に空腹は感じず。コレがモルテン効果なのか?ニヤリ単純

 

そのまま美術館を過ぎ、大分市街の目抜き通りへ。

 

ちょうど交差点で太鼓を鳴らすemcさんを見つけてエールを受け取り(ありがとうございます!)、角を曲がると、

 

ちょ、ちと風強くね?ガーン

 

それまで予報を大きく裏切り、ほぼ無風で走れていたところ、やはりビル風の影響か、正面から風を感じます。

 

いやいや、こんなの子犬の鼻息。

去年に比べたら無風なのだプンプン

 

25キロ通過。なんとかペースは4.39/キロ。

 

粘れ、わたし。

まもなく30キロ。

そこまでは4分台をキープするのだプンプン

 

そうして差し掛かる弁天大橋。

ここへきて感じる強い向かい風。

 

なんだ、コレ、めっちゃきつくね?えーん

 

ココロが折れそうになったとき、沿道から聞こえた神の声。

 

「上り坂、最後だよー!」←

 

おお。ここが最後なのか!

ならばしっかり走り切ろう!

 

なんだー、知らなかったよー、そういえばコースが変わったとか言ってたし、そうかそうか、昨年通ったなんちゃら橋はもうないのね♪




 

↓(´・_・`)アルヨw

 


 



ほくほくとたいそう勘違いをし気分を良くし、柳通りに入ります。

 

どこまでも続くまっすぐな道。

見覚えのあるたくさんの景色。

 

そうそう、調子がいい年はここからグっと上げられたなぁ。

 

もはや手元の時計は4.40/キロオーバー。自身、もってそこまでだろうと思っていたので想定内。

 

30キロまでは粘りたかったなぁショボーン

 

花の大阪国際女子そして大阪ロードレース。30キロ(29.3キロの関門)を走り抜くために、どれだけのタイムが必要で、どれだけそれが大変なことか、自分の今の精いっぱいをもってそれを知りたかった。

 

結局そこで2時間21分。

やっぱりわたしには遠すぎるショボーン

 

もうすっかりと上がらなくなった足と重いカラダを引きずって、なんとか折り返しの35キロを目指してトコトコ歩いていると、うしろから再び男性が。

 

「みやみさん、二度目ですね」

「二度目でもいいます」

「疲れていてもキレイですね」←

 

前半わたしにお世辞元気を下さったえんじ色のシャツを着た男性が再び声をかけてくださいます。

 

おお!またまたありがとうございます!そうですわたしが実物もキレイな(以下自粛)

 

聞けばその方も別大五年生、そして新カノ(ズームフライ)に泣かされて元カノと復縁したというのも同じ。

 

そして、去り際にグータッチ。

頑張りましょう、またゴールで、とまたその背中を見送りました(見送ってばっか)


 

というか。

 

この区間は本当にたくさんの方に声をかけていただきました。

 

「みやみさんですよね」

「ブログ見てます」

「頑張りましょう」

 

て、ああ、そうか。声かけられるタイミングって後ろからパスされるときなのね。撃沈すればするほどに、たくさん声かけてもらえるしくみ(´・_・`)複雑

 

そうして、わたしを駆け抜けていった←大勢の殿方に元気をいただき(ありがとうございます!)


最後の折り返し。

35キロ地点。


あとは競技場を目指すだけ。


(つづく)