本日もはるばる都内でお仕事。(注:ちゃんと司法書士やってます)
気付けば町はすっかりとクリスマス仕様になっていました。
本日のクライアント様は、当事務所イチの大企業。
本来ならばこんなスラム街川崎のチンケな事務所には不釣り合いな大きな企業さまであり、いつもそこへ打ち合わせに行くたび、気後れしつつ鎮座してるのですが
「実は、わたしトレイルを始めましてね」
会議室に入ってくるなり口を開く部長さん。
聞けば今年の春頃仲間に山に連れていってもらい、一発でその楽しさに魅了されてしまったらしく
「12月のレースに出ようと思っていて」
ああ、それ、八峰ですね。
「夜通し走るレースもあるとか」
ああ、UTMFっすね
「富士山まで駆け上がるヤツとか」
ああ、富士登山競走っすね。
あたし、それ、出ましたからッ(ドヤッ)
この辺で一気に体制逆転(?)
それまでいつもちんまりと座っていたどこぞのチンケなシホーショシが、意気揚々としゃべりだすしゃべりだす笑
もう、打ち合わせとかそっちのけで(オイ)、レースの話やグッズの話。なんでも来年はウルトラに初挑戦したいらしく、なんと「飛騨高山」にエントリー予定とか。
ああ、そこは千光寺の坂が死ねますよー
80キロすぎからはココロ折れるし
けどエイドは充実してるし
運営もとてもしっかりしてるし
とても楽しい大会ですよ
なんたって、坂が2個しかありませんから(誤報)
なんかいいですね。走ってるって。
今までずっと気後れしてた相手とも、すぐにフラットな関係になって、ぐっと距離が縮まるような。
いろんな垣根を越えて、立場とか役職とかエライとかなく、いちランナーとして語り合える醍醐味。
そして、こんなんもありまっせ、とマコトしやかに告知すると、
「え、一晩かけて小田原まで走るイベント?」
すっかりもうその気になっている部長さん。
来年、もしかしてこのエライ人と、あの朝日を見るかもと思うと、なんだか不思議な気もしますが、
キツイですけど、ついてこれますか?
などと、ここではエラソーに尋ねるわたし。
ランナーは語る。
年齢も職業も何もかもを超えて
どんな場所でもキラキラと。
これだから、ランはやめられない(打ち合わせどこ行った)