わたしの栗原ハーフ【レースレポ3】 | みやみの『住めばmiyako』

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レースレポつづきます

 

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そうして腹をくくった残り10キロ。

 

いつもはお守り代わりに持っているだけのジェルを給水手前でグッと飲みます。

 

初めて使ったこちらのジェル。

 

 

 

これ、ちっこくていいですね。

だらんとしてなくて携帯しやすく。

 

ただ、効果のほどはわかりませんが、飲んだという事実だけで気持ちとカラダが軽くなるわたし。そう、信じることが大事なのです(キッパリ)

 

もちろん、数日飲み続けている「鉄剤」もその扱い。

 

あたしは鉄剤を摂っている(キリッ)

アミノだって飲んじゃったもんねッ(キリッ)

 

これであたしは足が速くなる速くなる速くなる速くなる速くなる速くなる速くなるるるるるるぅぅぅぅ

 

 

 

ぜー

はー

 

 

なってんのかいな???ww

 

正直、折り返して16キロ地点までは、全く時計を見ませんでした。

 

もちろん、タイムにこだわってはいたけど、数字で確認してしまうとそれに縛られる気がして。

 

ペースがいくつでもタイムがナンボでも、それに左右されて上げたり下げたり、できるほどの余裕なんてないから。そのとき走れるだけの精いっぱいで走っているなら、数字なんて結果だから。

 

もちろん、どんどんとペースが落ちているのは、自分自身でわかっていました。

 

けど、もう言い訳は探さない。

 

気温のせいとか、風がどーとか、喘息だとか、どこがいてぇとか、

 

上手く走れない言い訳を探して、

走れないことを正当化して

〇〇だったらもっと走れたはず、とか

たらればで現実から逃げたりしない

 

これが自分がやってきた結果。

悔しかったら実力で超える。

 

走りながら、これまでいただいた、たくさんの言葉を思い出してました。

 

その人たちのために頑張るとか、そんなかっちょいいことは言えないけど、わたしはわたしのために頑張る。自分の力でひっぺがすのだ。

 

16キロ通過のとき、ようやくそこで掲げられてた時計を確認、示してた時間は「1時間12分ナンボ」

 

残り5キロちょい。

95分まで23分。

 

こここ、これは本気で残り430で行かねーと間に合わねーガーンギリ

 

そこで突然隣の男子が猛スパート。

 

おっと、これはこの男子も95分カット狙ってんな。その走り、その執念、わたしも乗っかってみようじゃねーか。(勝手に)

 

そこからしばらくコバンザメ走法。

次々とパスし、ざくざくと進む。

 

だがしかし。

 

おにぃさん、ちと速すぎるよぉぉぉ笑い泣き

 

早くも自分の身の丈を知り、どんどんと遠ざかるその背中。

 

ぱとらっしゅ

もう疲れたよ・・・・えーん

 

それでも、アタマはフル回転。

 

95分カットは無理でも95分台なら1分の余裕。

430が無理でも442ならいけんじゃね?(セコイ)

 

もはやその1分に望みをかけ、ラストの1キロは猛ダッシュ(自分比)

 

栗原最大の難所と言われる高低差5m(←)もの橋(みたいなの)を乗り越えて、

 

まっすぐに見えてくるフィニッシュライン。

 

ここで諦めて数秒差で95分台に間に合わなかったらあたし絶対後悔する。

 

ラストスパート。

水戸ばりの全力。

 

 

 

届けーー!

 

届けーーー!!

 

届けーーーー!!!ムキーッニャロメ

 

 

 

そうしてフィニッシュ。

1時間35分54秒。

 

 

 
 

本当にギリギリだったことをこの時初めて知りました滝汗あぶねー

 

(つづく)