ねえ、かあさん大山登山マラソンレポの
需要はいったいどこにあるの?
みやみよ、それはね、おそらく来年の
自分のためだけにあるんだよ
・・・・(´・_・`)また走るのか?
不吉な予感を抱えつつ、レースレポ参ります。
そんなわけで行ってました、神奈川が誇る大山登山マラソン。
勝負レース後の3月、シーズン中にはとても行けないであろう、アホタフなレースに出走しようと思ったことがきっかけでした。
場所は神奈川の伊勢原市。
小田急線の伊勢原駅前をスタートし、大山山頂(付近)までロード7キロ+階段、登山道のトータル9キロ、650mの標高を一気に駆け上がるレースです。
口コミでも聞いてましたが、ここの大会の売りは地元の方々の温かさ。
伊勢原の駅に着くと、会場となる小学校まで、すでに道いっぱいに用意されている屋台。
会場も、レース後のお楽しみとなろう、誘惑に満ち溢れております。
会場で、所属しているチームパンプキンのメンツと合流。示し合わせてもいないのに何故かどのレースより集まりよしw
更衣室は、小学校の中。女子は家庭科室と理科室で、ノスタルジックな室内に思わず、パチリ。
この石鹸の使いかたも懐かしい(笑)
スタートは、R246を一瞬だけ(5分)封鎖させてもらうため、三つのウェーブスタートとなっています。
50代以上男子 10時~
40代男子+女子全員 10時半~
39歳以下男子 11時~
なので最初の関門は、各スタートから5分後。
ここで246を渡り切れなければ強制終了となるとか?
まずは、第一ウェーブの仲間を見送り、10時半(正確には10時32分←謎)に我々がスタート。
攻略法はロードを全力。
登山道は余力気合いで上る。
ナニコノ富士山競走感w
伊勢原の駅前の鳥居の下から、オンユアマークでよーいのドン。
最初の混雑もほどなく解消、道幅が少し広くなったところで、快調にロードを飛ばします。
2キロをすぎて平均ラップは4.15。
そこから気付かないくらいの微増で徐々に傾斜がついてきます。
あれ?と思った時には、すでにペースダウン。
身体はしっかり斜度を感じているようです。
だましだまし進んで行くも、勾配がどんどこキツくなり。
例えて言うなら、このコース、
1~2キロ 平坦
3キロ~4キロ 小ボス(@足柄)
4キロ~6キロ 中ボス
6キロ~7キロ 大ボス
そして、その段階たるや、富士山五合目の馬返しまでにそっくりです
とりあえずロードは完走しようと、ほぼ歩いてるくらいのスピードでざくざく。ここで何度足柄ソングを脳内リピートしたかわかりません
瀕死の思いで参道に到着。
正直、ここで走らなくてよくなったことに少し安堵しながら、お土産屋さんの前を通って今度は石段を上ります。
「参道」というイメージ通り、ここは石段を数段上がり、ほんの少し坂になって、また数段上って、の繰り返し。なので、坂のところは、小走りで、階段は二段抜かしで駆け上がる、
をうんざりするほど繰り返すと、今度は本気の山道に。
これすげえ。
まじすげえ。
全然てっぺんが見えやしねー
こんな可愛いのは途中まで
↓
残り500mはさらに狭くなった道幅と、傾斜とガレ場は、ともすれば滑落寸前。
必死で足を上におき、手まで使ってよじ登り、いや、この傾斜だけ見ると、富士登山競走五合目コース以上かも知れません(短いけど)。
最後の100段!という声援に、コィコラ足を動かしてたところで、右足が攣りかけ一瞬ヒヨリ、安全運転に切り替えたところ、あっさりここで女子にパスされ、
それでも、もう、「いのちだいじに」
追っかける気力も脚力もなく。
ここで歩けなくなったら確実に山岳レスキューだと、一歩一歩慎重に。
ラストの数段を上り切ると、「女子、右!」の声が聞こえ、目の前に張ってあるゴールテープへ。
いぇーい!
ゴール!
やったねー!
って、
マジきつかったっす!!!!(号泣)
「なめてかかるな」とさんざん口コミで書いてあったので、それなりに覚悟はしてましたが、どこか奢っていたでしょう。
言ったって五合目完走してるしー
足柄もしっかり走り切るしー
のわたしが、声を大にして言いましょう。
本気で死ぬ思ったがな!!!
だがそれ以上に死にそうになったのは、実際はその後でした(白目)
(無駄につづく)←本人想定外
※ なぜか計測チップは両足。大山登山の本気度を知るw