暴力的な暑さの土日。
「いい子はお外で遊んじゃいけまてん」の天気予報の注意も無視し、各種ウルトラ、トレイルレース(らんな~さん優勝おめでとうございます☆)、自主練ロングにトラックレース、もろもろ走られたアホな皆さま、大変お疲れ様でした。
なんだかもうここまで来ると、
走らないと非国民的な、
そらおそろしいアメブロワールド。
短い距離をゆっくり走っちゃいけないんですかッ
と、蓮舫をマネするふわふわさんバリに
無駄に何かに問いかけたい件w
さて、そんなわたしの週末は、今年初(そしておそらく最後)となる、富士登山競走の試走に行ってきました。
今回のメンツは、今年五合目を目指すまゆりんさんとふわふわさん、そしてそれを下界で応援する、そらちゃんとわたしの女子四人。
東京組は6時20分の始発の高速バスで富士山駅到着8時半頃?先に着いていたふわふわさんがコインロッカーをゲットしてくれたので(ふわふわさんありがとー)、第一関門は無事突破(見ていたら9時にはいっぱいになっていた模様)。
身支度を整え、富士吉田市役所まで移動して、五合目目指してよーいのドン。
※姉キャン風に
まずは、セオリーとおり鳥居まで9分以内という目安に従い、ゆるやかな坂を上ります。
途中で、ユミ美容室にご挨拶。(ユミさんとのエピソード→☆)
ユミさん、今年は出走できなくてごめんなさい
そして神社を右折して、まずは中野茶屋を目指します。
このへんで、前を走るまゆりんさんとふわふわさんとの差がどんどんと広がります。ともすると、コイビトそらちゃんにも置いて行かれそうになりながら必死でその背中を追います。
ヒーヒー
フーフー
なんとか、中野茶屋までのロードは歩かずにゴール。
初めて試走した昨年の5月はここまでの道すら何度も歩いたなぁと、その日の自分をふりかえります。
一息ついて、再び出発。
そして、ここからが一番の難所。
馬返しまでの4キロ弱。
じゃりじゃりの道を進みます。
ここは、根性を出せばなんとかギリギリ走れてしまう斜度と距離の為、歩くも走るもメンタル次第。
なので、今回決めていたのは、
「どんな速度でも走り切る。」シャキン
まずは、まゆりんさんとふわふわさんがあっという間に見えなくなり、続いてそらちゃんの背中もどんどんと見えなくなり、もう、最初から歩いてんだか走ってんだかわからない速度ではありましたが、
ゼーゼー
ヒーヒー
フーフー
ハーハー
完全に何かを産み落とす息遣いで、
馬返しまだかー
馬返しどこだー
馬返しぃぃぃぃぃ
と、息絶え絶えで進んでいき、「ここが馬返し?」みたいなトラップが仕掛けられたナニカ(二ヶ所くらいあります。それが馬返しではないと知った時の絶望感で毎回いつも歩き出します)を行きすぎ、
脚力、走力、メンタルギリギリのところでなんとか馬返しに到着。そらもう必死のラストです。
※へっぴり
もうここで帰りたい(本気)
それでも、進むしかないのが富士登山競走試走。止めたところで今来た道をまた下るかと思うとそれも気が遠くなり、腹をくくって登山道へ。
去年と同じ「馬ポーズ」別名「馬になるから返してくれ」
実際、もうここで足は売り切れ。走るとかいう選択肢はなく、ただひたすらに、足を前の石に乗せ、後ろ足を引き上げる、というもはや「歩く」ともいえない所作で一歩ずつ、少しずつ前へ。
ゼーゼー
ヒーヒー
んだよッ、この道ィッ
もう足上がんねえェェェッッッ
と、何度も何度もやさぐれて、そのたびに優しくコイビトに受け止めてもらいながら(そらちゃんありがとー)
なんとか五合目佐藤小屋へ。
今年も無事上り切ったよーーー
そんな安堵もつかの間、そこで終われない、今回のミッション。実は、帰りは電車でと、富士山駅14時28分発の成田なんちゃらを予約しているため、今回は遅くとも2時間半で登頂、12時50分のバスで下山、車内宴会用の買い物を済ませ予定通りに乗らなくてはと、そこから分刻みのスケジュール。
佐藤小屋から五合目のレストハウスまで移動をし(わりと距離アリ)、
※わたしがバカ笑いすぎる
素早く、富士山メロンパンを買い、
食べながらバスを待ち、無事乗車。
(片道1540円もするのでご注意を>ふわふわさん)
駅に着くなり、まずお酒を仕入れ、
着替えもそこそこに、ギリ乗車。
そしてようやく、打ち上げ乾杯
(風呂も入ってないことは措く)
五臓六腑にしみました
久々の富士山試走。
相変わらず女子で行くのは楽しく姦しく、またうっかり来年エントリーしてもいい気になってしまいそうな?
昨年まで走り切れなかった馬返し。
今年はなんとか走破して
来年はもっと強くなれてるかな。
そして、いつかの今わの際、
あの苦しかった坂道を足柄同様思い出すかな。
いつも走っている最中は、「二度と来ねぇッ」と誓う富士登山ですが、終わってしまうといつも楽しい思い出ばかりが残る
記憶障害七不思議。
来年もまたみんなで一緒に行きたいな
富士登山競走。
日本一下らない(下りがない)
日本一高いところに上るレース。
まゆりんさん、ふわふわさんはじめ、同じく、頂上、五合目を目指す皆さま、苦しく楽しい1日を
※目指せてっぺん!