この道を走るのは、今度はいつになるだろう。
少し感傷的になりながら、ゆっくりと走るいつものコース。
35度超えした真夏にも、
うろこ雲の秋の日にも、
雪の日だって
雨の日だって
桜の季節も
新緑の頃も
夜明け前から
夕暮れまで
全ての季節と全ての時間、あたしは走り続けてた。
あれからちょうど一年経ち、
この日のための一年だった、と
旅立つ前のラストラン。
梅雨入り宣言の出た本日。
何とか雨がもって良かった。
しばらくここには来れないかもね、と
その後の自分を想像する。
今度ここに立つときは、どんな自分になってるだろう。
楽しみでもあり、怖くもあり。
それでもそこからまた一年、走り続けてしまうだろう。
いわて銀河100kマラソン。出走は今度の日曜日。
願わくば、今よりもっとかけがえのない
自分で戻ってこれますように。