先週末、急に思い立って、伊勢神宮に行ってきました。
伊勢神宮。何やら去年から盛り上がっていますよね。
もともと、特に信仰心があるわけではなく、お参りなんて初詣くらいしか機会がないのですが、そうか、初詣、1月だしそれもよかろう、と、この「伊勢神宮」ブームにちゃっかり乗っかって行ってみたわけですが、
やはり、そんな信仰心は、急に芽生えることもなく。
専ら興味は食の方へ。
てか。
だってね。
その昔、「最後の晩餐には何が食べたいか」という話を友人としたときに、わたしが迷いなく答えたもの。
『赤福』
そう、赤福こそが、わたしの人生ナンバーワン。これを初めて食べたときは(わりといいオトナでした)、探し求めていた理想の王子様にようやく会えたような、これを食べるために生まれてきたような、そんな衝撃を受けたものでした。
以来、『赤福』はわたしが生涯を共にすると決めたパートナー。
その、
『赤福』の、
本店がお伊勢さんにあると言ったら、神宮なんてほぼ行く目的を忘れてしまうくらい、わたしの心は赤福にロックオン。
どこそこにも出店され(外宮近くにも店舗あり)、各々でお土産として購入できても、はやり目指すは『赤福本店』。
はやる気持ちを抑えつつ、外宮の参拝もそこそこに、目指すは「おかげ通り」にある『本店』。
そう、ここ、ここよ、あたしが恋焦がれて燃え尽きそうになった処。
もうすぐお昼、と言ってももう待てない。
さっき朝ご飯食べたばかりだと言っても、待つ気もない。
てことで、
「赤福、ください」
「ついでにぜんざいも」(オイオイ。。)
ということで、運ばれてきたこの美しい波型。

ああ、わたしはあなたにどんなに会いたかったことでしょう。
もうあたし、ここで死んでも本望だわ。
ペロリ。
と涙ながらに完食してところで、
え・
なに?
もう一度言って。
ここ、『本店じゃないだとーーーーっ( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚』
すみません。わたし焦りすぎました。
内宮近くにあるという情報だけを頼りに、その目の前にある、割と大きな店舗に飛び込み、もうアタマは赤福のことだらけだったので、食べ終わるまでその事実に気づきませんでした。
まぢかーーー。
もう食っちゃったよぉぉぉーーーー
しかも、ぜんざいまで食っちまったよぉぉぉーーーーー
なんですが。
ここで退くわけにはいきません。
まさかの、赤福ハシゴ。
だって多分あたしこのまま帰ったら、夜な夜な枕で枕を濡らすこと必至。
という訳で、これが本当の『赤福本店』さん。

うん、そうそう、これだった。その外観。あたし何度もチェックしてたよね、もう人間の記憶なんて、食の欲望の前では盲目ですわww
ということで。
リベンジ。

う、
美味い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(T▽T;)
ウソかと思うかも知れませんが、数百メートルしか離れていない、先ほど食べた支店さんより、お餅の柔らかさが違うんです。もちろん、あちらはあちらで、ものすごぉぉぉぉく美味しかったのですが、食べ比べるとよくわかる。そして、人生食べた赤福の中で、当然ながら一番の美味さ。
あたし、生きてて本当に良かった(T▽T;)
神様、この世に赤福を授けてくださって本当にありがとう(T▽T;)
なんでしょうねえ。この赤福の美味しさ。友人が「やさしい甘さ」と表現していましたが、本当にあんこのなめらかさ、お餅の柔らかさ、甘味、舌触り、どれをとっても「やさしさ」という表現を完璧に味で表現しています。
伊勢神宮に行きながら、全くそのことに触れず、もう赤福のみ一点に集中した、超私的食ブログですみません。が、この美味しさは後世に伝えたい。そのためには何度でもこの美味しさをしつこく伝え続けたい。
赤福食べずに死んではいけません。
今わの際なら食べてからお死になさい。
うん、本店の赤福になら、埋もれて死んでも本望かも。(伊勢のお話はまた後日。熱くなり過ぎちまったい
w)

※本日のランチ