昨夜、たろーちゃんが来た。
たろーちゃんは、ずーっと飲食で働いてきて、ヨーロッパに修業しにいったこともある、イタリアンシェフ。今年の秋、自分のお店をオープンさせようと、この春で会社務めを辞めて、現在開業準備中。
本当は川崎のHUBで、ツールドフランスを観戦しながら一杯やるはずが、お中元で山ほどカニ缶やらツナ缶をいただいたので、
「たろーちゃん、お家でなんか作ってー」と直前で連絡すると、
「あいよっ」と二つ返事で快諾してくれたので、
仲間もろとも我が家へ移動。(この時点でツールドフランスはどーでもよくなっているw)
本日のメニュー。
さらさらと、イタリア語で書かれてもわかんないよ。
前菜は、レバーパテ。
こんな鳥の内臓を、
軽く炒めた後、こんな風にざく切りし、
あっと言う間に完成。
こーんなに美味しそうなので、
大口開けて、いただきまーす
本当は、ミキサーやらフードカッターがあると、もっと簡単にできるらしいけど、そんな上等なものを持ち合わせてない我が家でも、できるんだよぉぉっていうお手本。道具がなくても作り上げてしまうのが、プロ。
こんなのが家庭で出てきたら、凄いよね。おまけに原価250円。塩加減もちょうどよく、お酒も進む
で、最初のメインが、夏野菜の冷製パスタ。
ささっと手際よく作り、キッチンで盛り付けるの図。もはや、我が家のキッチンとは思えない、このテイ。
完成形。
まったく、どこのマダムのランチかという風貌。
最後は、宿題のカニ缶を使った、リゾット。ブロッコリーと、味付けは塩とオリーブオイルとカニ缶だけ。
こんなんが、我が家のテーブルに並ぶなんて、気分はイタリアレストラン。
その後も、茄子の味噌田楽やら、パスタやら、次々と作りだし、ほぼ一晩中、その味を堪能してしまいました。(見事なことに、最後の食事が終わると同時に、キッチン内も全てキレイに片づけられており。料理を作りながら、洗いものをしてしまう手際の良さ、見習いたい!)
うちのこーんな狭いキッチンで、こーんな素人の道具で、ありあわせの食材を使って、こんな素晴らしい料理が紡ぎだされるなんて魔法のよう。
キッチンが狭いだの、家に何もないだの、それを理由に料理をしないのは、ただの言い訳だったのね。
取りあえず、冷製パスタは習ったし、これをモテ料理としてマスターするかな。
たろーちゃん、秋には都内でイタリアレストランを開業予定。その際は、ご案内いたしますので、御贔屓にどうぞ!