そろそろ、旅行の記憶も薄れてきたので、まとめて徒然と。
初日。
夜中の11時に東京を出発した深夜バスは、朝六時に天童駅に到着。
そもそもが静かな駅なので、そんな早朝には、店も開いていないし、人もまばら。天童に入った目的は、昼に着く新幹線セレブ組の到着まで、温泉に浸かっていようということで、早朝からやっている温泉施設をチェックして、たどり着いたのがこの天童。ここから、市営バスで20分ほどらしい、「ゆぴあ」というところが目的地。
しかし。そんな朝早く、パスなんざ走っていない。
けれど、タクシーを乗るなんて贅沢なことしちゃ女がすたる←かんけーない
ので、駅前の親切なおじさんに送ってもらっちゃいました。
この天童、駅前にボランティアでパトロールをしている、民間の交番みたいなところがあって、何気なくバスの時刻や温泉までの道のり、タクシーだと幾らくらいですかぁぁ、歩いていけないっすよねぇぇなどと(確信犯的に)尋ねていると、太っ腹なおじさんが、「じゃぁ、送ってやるかぁ」と、なんと、自分の車を出して下さいました。
車から降りる際、「せめてお名前だけでも」と尋ねると、「名乗るほどのものでもないよ」とかっちょよく去って言ったおじさま。聞けば、以前は警察官をしていたという。この場を借りて、ありがとうございました。
で、天童温泉「ゆぴあ」
すごく大きな温泉施設で、お風呂も内風呂だけで5種類くらいあり、しっかりした大きな露天風呂までついていて、お値段なんと300円。都内は単なる銭湯だって、450円するのにね。破格
天童って言う町は、実は将棋が有名なところで、(将棋が有名って考えてみたらなんだろう?駒を作っているのか?)、施設の中にも大きな将棋盤がありました。
王手!って、ルール知らないし。(しかも王手じゃないし)
ここで、ゆっくり温泉に浸かり、大広間で仮眠を取ったり、お土産をかったり。ついでに告白してしまうと、こんな朝からビールをいただいたり、そうこうしているうちにお昼に。山形でラン仲間と合流して、いざ、蔵王へ。
蔵王は以前、何度か足を運んでいるけれど、割と悪天候な日ばかりで、結局、頂上の「お釜」というところに登ったのは、今回が初めて。
ものすごーく、ヘタっぴな画像だけど、これが「お釜」
遠くに見える、湖みたいなところが、日の光によって色が変わり、とても美しい・・・はずなんだけど、いかんせん、寒くてね、頂上が。風が冷たく、気温は12度ほど。ゆっくり見ている余裕なく、下山。
心はすでに温泉へ♪
行き着く先は、「蔵王温泉大露天風呂」
この暖簾をくぐって、下に降り、
さらにこんな風に登っていくと
ものすごーく大きい露天風呂がある。(名前そのまんま)
余りに素晴らしいロケーションなので、こっそり男風呂隠し撮り。良い子はマネしちゃいけません。
うーん、やっぱり東北の温泉はいいわー
翌日。
一応メインはマラソンなんすけど、やはり山形くんだりまで来て、ハイさようならでは寂しかろうと、疲労困憊な体を引きずって、行って来ました。「山寺」
山形から仙山線で20分程度のところなんですが、この仙山線が一時間に一本しかないもんだから、遠いんだか近いんだかよくわからない。
この山寺。わりと駅前にあって、ホームからも見えるもんで、こんな上までのぼるんだよぉぉって
言いたかったんだけど、写真に写しちゃったら、どこが寺なんだかわかんなくなっちまって、まあ、この山のてっぺらへんってことで。
いざ、入山。
ぶっちゃけ。ハーフ走った後、こんな1000段もの階段、登ろうとすること自体おかしかろーっと思いながらも天辺まで登れば、煩悩も消える、というので、一段一段、踏みしめ踏みしめ、上へ上へ。
ようやく着いた立石寺
いや、でもね、これが本当に岩に蝉の声が染み入っちゃうような静けさなのよ。すううーっと心が清清しくなるような、凛とした空気が漂っていて。
やっぱり。登って良かった♪これで煩悩も消えたかな~。
この後、仙台に移動して、4軒もの店を食べ歩き、夜中12時発の深夜バスで東京へ戻り、月曜朝からお仕事をして・・・。なんとも長い一週間でありました。未だに、筋肉痛は消えないし・・・
それでも、行って良かった!楽しかった!
やっぱりランにせよ、スカッシュにせよ、スポーツにかこつけて、旅行をするのはとても楽しい
7月はスカッシュで宇都宮と静岡、三島へ。ランでは、8月に長野、上田へ。また、動いて食べて楽しんで、旅を満喫するぞ
てことで、さくらんぼ報告、おしまい