えーーーっと
どこまで行ってましたっけね
ここまでです↓
ようやっとハーフを過ぎたのは2時間20分差し掛かるころ。もはや一瞬の猶予もないことをここで思い知らされます。
その次のエイドは旧ダイドーエイド。
ここに行くまでに割と長めのスライド区間があるため、先行部隊を探しつつ、二人でその先の折り返しを目指します。
ここはしっかりした給食があり、ちっさいお握りなどを補給。
ここで二回目のトイレに立ち寄ることにしますが、鉄の膀胱を持つとあこ。ナニソレ美味しいのー?という表情で「先にあるってまーす!」とのんきに先発。てか、あるってないで走りなさい!!![]()
用をたしとあこを捕まえようと、すぐさまエイドをあとにすると、スライドで三位の女子が間近に。げ!いつの間にこんなに詰められてんの![]()
とりあえずは女子一位をキープしてくれているとあこに追い付こうと必死に走るも、これがまた全然見えてこねー!
あいつ、ホント逃げ足だけは速いんだよなーと、えっちらおっちらエゲツナイ坂を上っていくと、よーやくあるってるとあこを発見。こんなちんたらあるってるヤツにこんな大差をつけられていたのか…(ガラガラ
←プライドが崩れる音)
確かにそこの坂は走るにはきつくそして長すぎるため、とあこにジョインしわたしも歩くことに。
ただ、やはりここで僅かなプライドがちらり。
とあこが一位ならその座はゆずる
ただほかの女子には渡せねー!
そう、全く競技性のないこのみちくさマラソンで、いや、そんな草大会だからこそ姑息に狙う女子二連覇。
「あたし、とあこさんが一位になるのはいいけど、他の女子にはぜってー渡さねー!![]()
」
ちんたら歩くとあこに熱く宣言し、「じゃ13時に現地で!」と走り出すわたし。
とあこよ、君がここまで守ってくれた一位のバトンは受け取った。こっからはわたしが死守するかんね!!
おそらく、そんなわたしの熱い思いは一ミリも伝わっていないだろう←とあこを後にし、そっからは一人でざくざくダッシュ。
そして、次のいのしし汁エイドで、軽く給水していると、
ここな
おそらくとあこの屍を超えてきたと思われる女子二位が到着。やっべー!いのししとか食ってらんねー!![]()
慌ててそこを出発し、そっからはエイドも簡単に給水のみ。ここまではまだ女子の気配なし。(よしよし
)
そうしていよいよもののけゾーンに突入。
ここで、二人のメンズと一緒になり、お喋りしながらしばらく並走。気が紛れて助かりましたが、ここ上りで3キロあったんですって![]()
それでも一歩も歩かずに山超え。這う這うのていでたどり着いたエイド。
ここでトイレに立ち寄り(三度目w)、給食場所に戻ると、女子の二位がいるじゃないか![]()
えー!あたし案外もののけゾーン頑張って走ったんですけどー!
それでも上りでこんなに詰められるなんて、全然格上の方なんじゃないの![]()
周りのメンズもそれに気が付いていたようで、「速いねー!」と二位女子にみんな声がけ。
や、やばい…
あたしなんざここまででガソリン切れ…
こっからガチンコ勝負したらおそらく負ける…
そんなわたしのざわざわの中、どっかからこんな一声が。
「あー、まだ(13時まで)一時間以上あるのかー。こっから7キロじゃ5時間以内に到着しちゃうなー」
それを聞いた周りもみんな、そうそうゆっくりいかなきゃ失格だねーと、のんびり腰を据える感じになったので、すかさずわたしも前のめりで一言。
「そーですねえー。のんびりいかないといけないですねぇぇぇ」(大声)
そうして、二本目のお芋に手のばし歩きながら食べるふりをして、そのままそぉぉっと猛ダッシュ。敵を欺くような真似をするそんな汚い女になり下がり、ああ神様ごめんなさい
(欺かれていたかは措く)
残り7キロ、残り1時間ちょい。
最大のミッションたる13時現地集合は余裕でコンプできそうなところ、それでもとあこから受け取った1位バトンを死守するため、格上女子の追撃におびえつつ、
走って走って、最後のエイドすらスルーして(ここはぜんざいエイドだったので本当は本気で寄りたかった
)ここで待ち受けていたらんな~さんすら捨て置いて、
途中何人ものメンズをパスし(もうみんな失格回避のためあるってた)、ゴール地点へ駆け込むと、
あれ?
ゴール待ちしてるの一匹一人だけ?![]()
イメージ
そこには、見まごうなく我らがキングが。
なにこのワンツーフィニッシュ、ダサすぎるww
そうしている間に一人二人と戻ってきて、みんなで階段に腰かけてゴール待ち。
13時が近づくと一人ずつフィニッシュゲートへ。
最初にキング。つづいてわたし。
今は亡きとあこの遺志を継ぎ、女子一位でフィニッシュです(とあこ生きてます)













2.5キロを







