台風一過。秋晴れに恵まれた昨日。
PEACE1チームの公演に起こし下さった皆様、本当にありがとうございました!
舞台装置の一つであるスモークマシンの煙に火災警報器が反応してしまい、上演中に非常ベルがけたたましく鳴り響くというハプニングもあり、不安を感じてしまったお客様もいらしたと思うのですが、最後まで見守って下さって、本当に感謝しております(>_<)
いよいよ今日から後半戦。
今回は若手公演の中でもフレッシュを初めとするまだまだのびしろのある役者が多いので、ステージ毎に成長していく姿を間近で見る度、この公演に参加できて良かったと同時に、この座組の為に自分ができることを試行錯誤する毎日でもあります。
LOVE、PEACEともに少しずつですが、着実に進歩が見えて、嬉しくもあり、まだまだこんなもんじゃないはず、もっといけるだろ!というもどかしさもやっぱりあって。
とにかく、やれることは全て、悔いのないようにやりたいと思います。
今回僕が一番大事にしていること。
それは、自分の為に演らないこと。
自分を良く見せたいとか、上手く見せたいとか。注目されたいとか、
役者なら意識無意識に拘らず、誰もが持っている思いですが、
そんなのいらないな。
と、稽古の中で気づきました。
僕の役、ポーの存在はあくまでも道太を導く為に存在していて、
僕の発する言葉は全て、彼を動かす為のパス。
最後の最後に最高のシュートを決めて貰うために、ひたすらパスを繰り返し、ポーの伝えたい想いを道太に浸透させていく、
そんな役だって僕は思います。
勿論僕もポーとして存在するので、個人的にも色んな想いはありますが、
そこは大人として、あまり出し過ぎないように、なんてね(笑)
なので、道太がすごくいい顔をしている瞬間を見ることが、僕には最高のご褒美で、
逆に道太がイマイチ乗ってない、なんてことがあったとしたら、それは少なからず僕にも責任がある、
なんて思ったりもするのです。
でも、自分の為に頑張り続けることには限界がある。どこかで満足してしまったり、妥協してしまったり。甘えてしまう気がするんです。
自分じゃない誰かの為にって思うと、絶対に妥協なんてできないし、どこまでも追求しなきゃって思える。
これは今回に限らずどんな作品でも本当は同じなんですが、今回の作品と、ポーという役を通じて改めて、その大切さを痛感しています。
今日はLOVEチーム。
道太くんや、レイコちゃんや、てっちゃん。
同じ板の上に立つみんなが最高の笑顔に辿り付けるよう、
精一杯、頑張ります!