OZの終わり。 | まきおの隠れ宿

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劇団スタジオライフの牧島進一です。
皆様との交流の場をコソッと増やそうとブログを始めてみました(^_^;)
内容は徒然、不定期更新になると思いますが、
宜しくお願い致します!

3月23日。

東京初日から実に1ヶ月。
稽古期間を含めると2ヶ月以上に渡り僕らが取り組んできた「OZ」が、無事全ての公演を終え、幕を降ろしました。

大千秋楽を迎えた兵庫では、平日の公演だったにもかかわらず、本当に沢山のお客様が足を運んでくださって、僕らもびっくりするくらいの拍手の中で公演を終えることができました。

客席を見渡すと、東京公演からずっと応援して下さっていたお客様も沢山いらして、本当に有難い限りでした。

劇団員、客演して下さったお三方、スタッフの皆様、そしてお客様。

海司さんが挨拶で申し上げた通り、このメンバーが揃うことは二度とありません。

このメンバーで公演をやれたこと、最後までやり遂げられたこと、本当に幸せな時間でした。

2003年、2005年とOZに参加してきましたが、その頃の僕は本当に新人で、とにかく自分のやるべきことに必死で、なんだかよく解らないうちに公演が終わっている。そんな感じでした。

でも今回は、本当に色々なことを感じ、噛み締めながら1ステージ1ステージを生き抜くことができたと実感しています。

きっと、フレッシュやJr.10の子たちは、必死に頑張るしかなかったと思います。裏方で中心となって動いてくれたJr.9含め、きっと昔の僕らと一緒で、とにかくがむしゃらにやるしかなかったかんじゃないかって思うのです。

でも、この先5年、10年とスタジオライフで役者を続けていくにあたり、今回彼らが頑張ってやり遂げたことは、確実に糧になる。そんな気がします。
そして、僕と同じように、ずっと先にその意味に気がつくんじゃないかなって、思うのです。

なんだか良く解らない方向に話が飛んでしまいましたが、とにかく全員が全力で、
2時間半一時足りとも気を抜けないこのOZという公演。出演している全員が、役にかかわらず突っ走るしかないこの作品。

なんと劇団らしい作品だろうと、
なんて素敵なことだろうと、

そんな風に思いました。

そんな公演だからこそ、
みんなもうフラフラの限界だったんですけどね(笑)

僕も久しぶりに裏方にがっつり参加して、舞台作りの原点にもう一度戻れた気がします。
僕自身にとっても、糧になる公演になりました。

最後まで応援して下さった皆様に、
本当に、本当に感謝しています。

OZを応援して下さって、本当にありがとうございました!

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